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カテゴリ:映画・ドラマの感想
今日はレディースデーなので
思いたって朝一 『推理作家ポー 最期の5日間』を 観てきました。 〜 解説〜 世界初の推理小説家とも言われる偉大なる作家にして詩人のエドガー・アラン・ポー。40歳の若さで亡くなったその死には今なお多くの謎が残され、様々な議論の的となっている。本作はそんなポーの謎に包まれた最期の日々に焦点を当て、彼が自身の小説を模倣する猟奇殺人鬼との壮絶な頭脳戦を繰り広げていたという大胆な着想で描くゴシック・テイストのサスペンス・ミステリー。 ポーの数々の作品を元にして 次々と殺人を繰り返すコピーキャット(模倣犯)と ポーとの血塗られた知的ゲーム! ポーの作品は「モルグ街の殺人」「黒猫」 「アッシャー家の崩壊」ぐらいしか読んでいませんでしたが 十分楽しめました。 困窮生活に加え愛する者達を次々と失い 薬物や酒に溺れた日々を過ごすポーの 詩人、文筆家としての矜持の高さと 狂気じみた凄まじさが 冒頭の酒場のシーンでの 酔漢達と罵りあいで炸裂します。 その一方で ポーが口にする言葉の豊かさは 求婚者に向かうときは情熱の深さを導きます。 話の進行はさすがのR15指定で 惨殺されたむごたらしい死体の数々や 殺人のシーンが続き 中盤にして 「いったいあと何人の死体観るんだろう」と いいかげん辟易してきましたが 終盤は話が一気に引き締まってきて面白かったです。 犯人探しの醍醐味に加え カットの数々に さりげないミスリーディングを含ませていました。 以下『』部分はネタばれとまではいかないでしょうが 念のため 反転にしておきます 『犯人の殺人動機はスティーブン・キング作のミザリーの さらなる進化形というのが推理小説の祖と言われる ポーにふさわしく、 また創作の世界と物語が現実世界に逸脱することに 明確な線引きがされているのも気が利いていました』 出演陣では ジョン・キューザックしか知らず あまりの額の後退具合にはらはらするだけじゃないかと 思っていましたが 収穫が!!!! ポーに捜査の協力を頼むフィールズ刑事 冷静沈着で論理的、でも部下が危機に陥れば 真っ先に駆けつける熱い男、 ポーに対しても 紳士的な態度で捜査協力を求め、 時に励ます姿に人間性の豊かさが あふれていました。 演じるは英国俳優のルーク・エヴァンス かっこ良くて信頼感あふれる力強さ! ケープ付きコートは男の戦闘服でした! しかしエンドロール直前の 音楽とPV映像はメタリック、メタリック していて興がそがれました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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