おもしろい考え方☆壱の巻☆男も女性もイメージでできている☆その34
おもしろい考え方☆壱の巻☆男も女性もイメージでできている☆その34(意識や心・転生や質時間回帰などに関しては、最初は唯物論的に長々と論じ、遥かあとの方でそこから離れ、「心器・霊・知性体」「意識器・魂」を登場させている・・・・・・脳という物質の組織はキメが荒くて、波動性が低くて、とてもじゃないが、脳には心や意識は生じない、ということ、それから、タネもシカケもないマジックが実際にあるということ、などが、非物質である-そういった霊魂的存在(心器と意識器・・あの世に行った人の心器は知性体と呼べる)があるということの証明・実証になっている・・・さらには、質時間回帰も当然起こる、といえることも導かれる・・・・・・それらについては、すでにネット上に何度も書いている・・・・・・それから、転生があるからといって自殺することは、この世界の法則の実態によって禁じられている、ということについても、ネット上に何回も記している・・・ネット上に、心脳科学(仮説)、質・クオリアの)(「その4」から改題しますた「おもしろい考え方☆壱の巻☆男も女性もイメージでできている☆」に・・・・・なぜ改題しかというと、最初のタイトルは、女性にとって有利に働くと思ってつけたのだった・いわば賞賛。でも、「その4」をネットに載せたあたりから、んんん? これはいかん、女性陣が、その反対の意味にとる可能性も大きい、と気づいて、「男」も入れればちょうどいいや、ということで、改題したのじゃすた・・・しかしそうすると、本文中に大きく手を入れないといけないところsがでてきそうで、メンド草草メンド草になってしまった・・・)(この小説は、10年以上前に書いたものなので、現在と当時の時代背景についての食い違いがあるでせふ)・・・以下、本文・・・自分の意識の主体に送り込まれるわけなんだね」と、健太郎。 マリは「変化を受けるっていうのは、連想が働いたり、分析が加わったり、考えが加わったり、記憶が蘇ったり、感情が混ざったり、ってことでしょ」 健太郎は「そうそう、そういうこと。つまり、脳のほかの部位たちによる情報処理が加わるってこと」 「ええ、よくわかるわ」と、マリ。 「そうやって、なんらかの心的内容が意識の主体に送り込まれた時に、意識が生じるわけなんだね。 その意味で、意識の主体っていうのは、コンピューターやテレビのディスプレイ‐表示画面みたいなもんなんだね。おまけに、その装置全体の内部は分業になってるし」と、健太郎。 マリは「あー、そういう例えもいいわね。たしかに、装置全体は分業になっているし、画面がないと、人間には、その内部の情報は、何にも意識されないしね」 健太郎は「そう、そういうこと。マリ、君、解説がうまくなってきたぞっ」 「あはは。ありがと、ケン。 それで、その前の部分も、よくわかるわ。それって、数学的に表現されてるんじゃない?」と、マリ。 健太郎は「そうなんだ。そこは、そのまま数式で表わせるよ。もっとも、数式化しても、たいした成果は上がらないけどね、今のとこ」 「それって、それを扱える数学がまだないからなの?」と、マリ。 健太郎は「そうだよ。それもあるよ。それに、心的内容の発生とか、変化とかについて言えば、それは、数学で扱えるような代物じゃなくて、パターン化されたものが、無数に存在するんじゃないかって気がするね」 マリは「その、パターン化するのに際して、何かルールがあるとか、そのパターンを活用するのにもまたルールがあるとしたら?」 健太郎は「いいポイントだね。たしかに、それが見つかれば、数学的に扱えるかもしれないね」 「それとか、その、無数に存在するパターンを調べ上げ、リスト化できたら、どう?」と、マリ。 「うん。その場合も、有効になるかもしれないね。マリ、君って、数学の素養もあるんだ」と、健太郎。 マリは「ありがと、ケン。でも、たんなる思いつきよ。 そして、そこからルールが見い出されたら、その方面も、更に前に進めるかもしれないわね」 健太郎は「うん、いいこと言うねぇ。 次の機会に話すつもりだけど、コード、つまり符号、としてのDNAと、タンパク質の形の対応の中に、あるいは、それらが見つかるかもしれない。 これは、まあ、単なる希望的観測だけれども」 「ふーん。ケン、あなたって、研究熱心なんだ」 と、マリは、建太郎を見つめた。 「まあね。 それで、本流に戻ると、 そうやって、意識の主体に、心的内容が送り込まれ、意識し味わわれると、そこに、記憶ではない何らかの変化が残る、と考えられるんだ。 念を押すけれど、それは記憶じゃないんだよ」と、健太郎。 マリは「ふーん、そうなの。 でも、どうして、それがわかるの?」 健太郎は「うん。まず、意識の主体は、記憶の部位ではないからね。 次に、どんなものでも、なんらかのエネルギーを受けたら、それに応じた変化がそこに残るからなんだよ」 「あー、そうなの」と、マリ。 「うん。変化してるようには見えないものまで、変化してるんだよ。 そして、意識の主体に残るその変化・痕跡は、体験の質を味わった時間で積分した、かんたんに言うと、体験の質に味わった時間を掛けたもの、つまり、総量に応じている・対応しているんだ。by西山浩一(C)(春楽天・世界人)Copyright(C)All rights reserved.