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カテゴリ:1%の幸せ
★毎日、小さな幸せに感謝して、 穏やかに過ごせたら・・ そんな願いをこめて『1%の幸せ』とつけました。 小さな幸せの積み重ねが、 100%に近づくのを願って・・★ 《今日は、心温まるお話を一つ》 ☆フジTV 『ザ・ノンフィクション』から (9/10放送) <青い眼の赤ひげ~六本木「優しさ」クリニック~> 文字通り、青い眼のドクターのお話です。 彼は、ロシア革命時代、 両親が満州に亡命し、 その後、満州で生まれた白系ロシア人です。 戦争中、日本を訪れ、慈恵医大で医学を学び、 戦後、満州国が無くなり、無国籍となります。 現在、六本木の『インターナショナル・クリニック』には、 様々な国籍の患者が訪れます。 無国籍の彼は、『国籍・人種・宗教』の差別無しに 全ての患者に、同じように接します。 保険が無く、お金が無くても、 薬を処方し、生活面まで援助します。 信頼の厚いドクターのもとには、 フォード大統領やシラク大統領、 マドンナやマイケル・ジャクソンなど、 世界的な著名人も訪れます。 こうなるまでには、 様々な苦労を重ねてきました。 戦後、米国とソ連に冷戦が始まった頃から、 無国籍で白系ロシア人である彼には、 各国の諜報機関から、スパイさながらの接触が 何度もあったそうです。 (米国からCIAに入れと、脅迫やお金・・・) また、日本の警察から、 ソ連のスパイではないかとの 容疑をかけられたこともありました。 亡命した両親を持ち、 異国の地で、懸命に生きてきたドクター。 酸いも甘いも噛み分けて、 82歳になった今も優しく輝いている。 『マザー・テレサ』を彷彿とさせるような 素敵な方でした。 無欲で、穏やかで、優しいドクター。 人間としてどう生きるべきか・・・ そんな事を考えさせられました。 まだこんな人が日本にいたのかと、 うれしくもなりました。 ☆(文章だけでは、伝わりにくいかと思いますが、 放送が終わった後も、優しい余韻に包まれていました} お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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