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テーマ:ドライブ・小旅行(1746)
カテゴリ:今日のひとり言
世間は3連休である。 小旅行をするには、もってこいの季節。 我が家は、子供たちが忙しくなってどこにも行けないが・・・ 3年位前までは、ちょこちょこ小旅行に出かけていた。 その中でも、思い出に残っているのが福島の『会津若松』である。 会津は、鶴ヶ城、猪苗代湖、五色沼、武家屋敷、野口英世の生家等、 さまざまな名所・旧所が一つにまとまっている。 自然も美しい。 3年前、訪れた時、新たな発見をした。 『白虎隊と飯盛山』である。 鶴ヶ城内を上へ昇っていくと、 幕末の最後の藩主となった、松平容保の肖像画が飾られている。 その容保を囲むように、 若くして命を落とした19名の白虎隊の肖像画も・・・ みんな若い(16~17歳)。 現代でいえば、まだ高校生だ。 時は1868年(幕末)。 旧幕府軍と新政府軍の戦い(戊辰戦争)が勃発。 この時、悲劇で知られる白虎隊や新撰組(旧幕府軍)の 多くの若者たちが命を落とすことになる。 白虎隊は旧幕府軍のために勇敢に戦うが、 四方から迫ってくる新政府軍におされ、 戦場を退却せざるをえなくなる。 彼らは負傷者を抱え、やっとの思いで飯盛山の中腹に辿りつく。 少年たちは、凄まじい戦闘と、敗走、睡眠不足で疲れきっていた。 そして、はるか彼方に見たものは・・・ 藩主がいる鶴ヶ城が、燃え上がっていたのである 「全てが終わった。」そう思った若き戦士たちは、 飯盛山の中腹で、自ら命を落としていった・・・ (実は、鶴ヶ城が燃えていたのではなく、その周りが燃えていただけであった。) 悲しい最期を遂げた白虎隊が眠る『飯盛山』。 飯盛山に立つと、多くの若者たちの悲しみが心をよぎる。 みんな、どんな気持ちで自害していったのだろう? 私はここを知らなかった。 歴史は悲しい・・・ 何故に、こんなにも戦いが続いたのか、 何故に、人々は殺しあうのか・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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