|
カテゴリ:映画・TV
夕べ、待ちに待った「白虎隊(第一夜)」 (テレビ朝日) の放送があった。
以前、 「白虎隊」についての記事 (10/8) を書いたことがある。 数年前に、会津若松の鶴ヶ城と飯盛山を訪れた時、 言いようの無い感慨(悲しみ)に心がふるえた。 幕末の激しい動乱の時代。 旧幕府軍 と 新政府軍 の戦い・・・ それに運命のごとく巻き込まれるかのように、 最後まで誇り高く誠実だった、会津の藩主・藩士たち・・・ そして若くして自刃していった白虎隊の若き戦士たち・・・ 昨日の第一夜は、 何故に、会津藩の藩主 「松平容保」 が、この戦いに巻き込まれていったのか・・・? そして、16~17歳を中心とした 「白虎隊」 が編成されるまで・・・の話だった。 主人公、酒井峰治(山下智久)の母(薬師丸ひろ子)は、 「会津武士としてお役に立ち、立派に死ぬことを心がけなさい。」 と、いつも厳しく息子に接していた。 同じ母として、私は理解に苦しんだ。 どうして、そこまで息子に冷たくできるのか・・・? 何故に、もっと息子を愛してあげないのか・・・? でも、だんだん、彼女の苦悩がわかってくる。 武士の息子に生まれたからには、息子もいつ死ぬかもしれない。 冷たく突き放すことで、息子を潔く立派に死なせてあげよう・・・ 時代は、明日の命をもわからぬ、そんな暗澹たる時代だった。 16~17歳といったら、現代でいえば、まだ高校生である。 うちの息子がまさに16歳。 「白虎隊」と同じ年齢である。 息子が、戦いに行く・・・ いつ死ぬかもしれない・・・ いつの時代であろうと、母の気持ちは同じであろう。 息子には生きていて欲しいのである・・・ 薬師丸ひろ子さんの演技が、あまりにも切なく、 また、母の愛をひたすら求める山下君の演技も悲しく、 一気にドラマに引き込まれていった。 それにしても、ビックリしたのが、 会津藩主役の東山紀之さんが、あまりにも「松平容保」のイメージにピッタリだったことだ。 鶴ヶ城の天守閣で見かけた彼の肖像画が、東山さんと重なる。 若くて凛々しくて、精悍で・・・ 今夜「第二夜」は、 いよいよ旧幕府軍(白虎隊)と新政府軍の戦いへと突入していく。(戊辰戦争) 戦いに敗れ、息絶え絶えにあの 「洞窟」 をくぐり抜け、 そして、飯盛山の中腹で、自刃していく・・・ それも、鶴ヶ城が落城したと勘違いして・・・ きっと、今夜の「白虎隊」も涙無しには見られないだろう。 ※ 旦那が帰ってきてしまいましたので、この辺で・・・(;^_^A アセアセ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[映画・TV] カテゴリの最新記事
|