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テーマ:今日のこと★☆(106240)
カテゴリ:ダメ主婦つれづれ
今日初めて、救急車に乗った。
昨夜、オットが背中と首の筋を違えたみたいだと痛がり始め 湿布を貼って寝かせたのだけれど、結局寝つけなかったらしく 明け方に痛みがエスカレートして、 息も出来ないほどだと私を起こした。 救急車を呼ぶ? 素直に肯いたので、119番。 「救急ですか?消防ですか?」で始まったやり取りは、 適切な誘導質問で、手際よく進められる。 4:00 電話を切り、オットの背中をさすりながら救急車の到着を待つ。 …おっと、準備が必要だよね。。。 とりあえずオットの保険証と、印鑑と、財布と… あ、ブラつけなきゃ。 まぁこんな時間だから化粧なんかすることないね。 服もこれでいいや。…寝てたままの格好 などと、パニクる頭を何とか回転させてみる。 まもなくピーポーピーポー。。。 来た来た!! と、ドップラー効果をばら撒きながら通り過ぎてしまった。 おいおい。。。 一瞬、近くに来てサイレンを止めてくれたのかなと思ったけど 耳を澄ますと、遠くの方で鳴っている。 どこ走ってるんだよ。。。 やっとまた近づいてきて止まった。 4:10 3人の救急隊員が登場。 オットの名前、生年月日、年齢、症状を確認する。 少しの動きでも激痛を訴えるオットに、 「救急車まで運びます。 動かなくてはならないので痛むと思いますが 少しの間、頑張ってください」 シートにくるむような形でオットを運ぶ。 「奥さん、旦那さんの保険証を持ってきて下さいね。」 花子をたたき起こし、簡単に状況を説明する。 救急車に乗り込むと、現在対応可能な救急病院について説明があり 症状から、ここがよいと思います、と提案が。 特にかかりつけもなく、異議もなかったので同意。 そして救急車発進。 ほぼ4:30 しかし、揺れると痛みが走ることへの配慮か サイレンを鳴らしながら、びっくりするほどゆっくり走る。 少しの段差でも、「揺れます」と声をかけてくれる。 スピード出して早く運ぶだけが 救急車の走り方なわけじゃないんだなぁ…と実感。 長く感じたけど、多分10分か15分で病院に着くと、 テレビで見た通り、入り口で先生と看護師さんが待ってくれていた。 診察には、救急隊員の中のリーダーらしき方が立ち会い、 あとの2人は駐車場の救急車の周りで待っておられた。 廊下で待たされていた私も、 ガラス越しの朝焼けに惹かれて外に出てみた。 …朝のキレイな空気。 こんな時間の空気を吸ったのは何年ぶりだろう。。。 「お大事になさって下さい」 5:10頃、朝焼けが消えかけた青白い空気の中を 救急車は静かに帰って行った。 初めて間近で見た、救急隊の方の仕事。 過剰な親切などは一切なく、淡々と進められた印象だ。 それでもこうして思い出してみると 状況に応じた適切な判断と対応と、そして言葉が きゅっと胸に染みてくる。 本当にありがとうございました。 ◆ ◆ ◆ 結局、経過観察で入院ということになったが、 先生も、看護師さんたちも、そして私も結構なごやか。 実は昨日、オットと映画を見に行ったのだ。 「ミリオンダラー・ベイビー」 ご存知の通り、ボクシングの話。 ヒラリー・スワンク演じる女性ボクサーの姿に 刺激されちゃったんだな、彼は。 恐らくそんな気分になっちゃって 突然何か、身体をいじめたに違いない。 痛みも少しずつ引いて眉間のしわが消えてきた頃、 先生に「突然はいけません、突然は。」と言われ 照れ笑いを浮かべるオット。 自分で思うほど、身体はもう若くないんだからさ… どうしてもしなきゃいけない仕事があって会社も休めず いつも起きる時間に花子に迎えに来てもらい そこからまた普通の長さの一日。。。 そんなこんなで、ホントに長い一日でした。 ◆ ◆ ◆ というわけで、今週は、皆様のお部屋にお散歩に行く時間があんまりとれそうにありませんが、落ち着いたらゆっくり遊びに行かせてもらいますね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
June 6, 2005 11:03:21 PM
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