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ひつじの日常

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2006年11月23日
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 23日から26日まで建築士が集まって相談会を開き、その初日、愛知教育大学より中川先生をお招きしてシンポジウムを開催しました。
以下、案内チラシをそのまま掲載します。

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 昨今、子供をめぐる事件報道に触れない日はありません。社会は子供の世界を不安な目で見つめ、子供とどう向き合えば良いのか考えあぐねているようにも感じられます。
わたしたち住宅づくりにかかわる建築士はこの問題について議論し、いじめ・不登校・生徒間暴力など現代の子どもたちが抱える問題は「家族のきずな」が希薄になってしまったのが一因と考えました。

そこで、建築士として住宅の間取りや部屋のあり方、建具、動線、気配、色、音、視線、素材などなど空間の作り方や計画によって「家族のきずな」を取り戻す事が出来ないのか、建築士という国家資格者として社会の役に立つ提案は出来ないのか、をテーマに勉強会をはじめました。

 11月は、現代子ども事情と住宅のあり方について教育問題の研究者をお招きして、下記の通りシンポジウムを開くことにしましたのでご案内します。建築関係者だけでなく広く一般の方々との意見交換も行ないたいと思いますので、お時間のご都合が付く方はぜひお申込み下さい。

日時 2006年11月23日(祝) 16:00~18:00
場所 コイズミ照明株式会社 名古屋栄ショールーム 「イズム・エル・ナゴヤ」
    名古屋市東区泉1-10-23 パムスガーデン1階
講演 中川美保子先生(愛知教育大学大学院学校教育臨床学講座 助教授)
[経歴]
1980年 筑波大学第一学群卒業
1980年~ 中学校・高等学校教諭・教育センター研修指導主事(教育相談部にて教師カウンセラー)
1999年~ 臨床心理士・学校心理士としてスクールカウンセラーをはじめる。
2000年~ 京都大学大学院教育学研究科修士課程入学
2002年  京都大学大学院教育学研究科修士課程修了
2002年~ 京都大学大学院教育学研究科博士後期課程入学
2004年  同 上 退学
現在   愛知教育大学大学院学校教育臨床学講座 助教授
[専門分野]  
教育臨床心理学
[研究等]
・「現代子ども事情-新たな援助の視点を探る」―第十五回暁烏敏賞受賞論文1999
・「教師から見たスクールカウンセリング」京都大学大学院臨床教育研究センター紀要第7号 2004
・「過剰な攻撃性を表出する青年への援助について」京都大学大学院教育学研究科紀要第50号 2004
・「スクールカウンセリングについての一考察」 心理臨床学研究第22巻第6号 日本心理臨床学会 2005

◇内容◇
・現代の子どもは想像以上に頑張っているのではないか。子どもたちの「生きづらさ」について。
・以前の子どもたちに比べ、現代の子どもたちは「共有できないつらさ」があるのではないか。
・現代の大人たちに求められる子どもへの援助の視点について。
・子どもとの適切な距離感に、フスマで仕切られたような気配の感じられる子ども部屋は有効か。
・閉じこもりと「一軒家化した子ども部屋」の関連性。                など

http://park.geocities.jp/edu_house2006/

 結果は大盛況でした。毎日新聞さんが朝刊で取り上げてくれたからかな・・。中日新聞社さんも取材に来てくれて皆さん真剣に先生に質問をしていました。次回も2月2日3日4日に同じテーマで開催する予定です。





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最終更新日  2006年11月29日 16時23分58秒
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