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ひつじの日常

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2006年12月15日
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 春日町の現場で工事の様子を見ているところに建築士会の香川さんよりTEL。夜に愛知県屋根工事連盟の青年部との懇親会があるんだけど出ませんか?と言うお誘い。そー言えば前から言われてたんだ・・・・。香川さんにはお世話になっているので参加と返答。

 栄の料理屋さんに遅れて到着。屋根工事屋さんの活きのいい二代目達と情報交換をしたんですが、やはり酒が入ると熱い!!職人さんの動かし方や子供の事件など幅広くお話を伺う事ができました。例えばインチキ屋根補修の人たちは水平方向にシーリングをうつそうですね。シーリング補修自体瓦工事になじむものなのかを聞いてみたんですが、縦方向(勾配方向)にはズレ止めとしてシーリングを施行することはあるそうです。シーリング自体はインチキじゃないみたいですね。でも、瓦屋根は雨がもし瓦の下に入り込んでも、どこか下の方で排出できるように考えられているので雨が出てくるかもしれない瓦の上下(水平方向)にはシーリングをしない、と言うことです。なるほど。

 仕事についても、雨が降ると出来ないので1ヶ月のうちよく働いて20日くらいなんだそうです。雨が関係ない建築士は休みなく働いてしまう人が多いから羨ましく感じますが、雨が多いとそれだけ仕事をこなせないので賃金も少なくなってしまいます。実働10日~15日/月と言う月もあるそうで、そう言う仕事の場合月給制では雇い主が困ってしまうし、歩合制では職人さんが生活できません。それで屋根工事会社は、最低保証賃金+日当×実働日数で職人さんに給料を払ってるんだそうです。この、保証賃金をどこにするかが難しく、あんまり安いと職人さんに逃げられるし、あんまり高いと働きが悪くなるので皆頭を悩ませているみたいですね。天候に左右されるお仕事は大変です。

 他にも異常に細かいお客様と、建築を知らないためにそのお客様の言いなりになっている某ハウスメーカーの営業、その二人に振り回され気味の屋根工事屋さんのお話など、色々と楽しいお話を聞かせて頂きました。とっても楽しい夜でした。






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最終更新日  2006年12月19日 14時43分35秒
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