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ひつじの日常

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2006年12月18日
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 朝から「春日町の家」の「完了検査」。私(設計者兼監理者)が行なうものとは別に必要な検査で、今回は「株式会社確認サービス」http://www.kakunin-s.com/と言う会社に依頼しました。

 確認サービスのような会社を「指定確認検査機関」と言い、数年前まで役所しか出来なかった建築基準法に基づく書類の審査や建物の検査を役所と同じ様に行ないます。規制緩和と言うやつで、役所以外の選択肢が増えたのは利用者にとってはありがたい話です。

 一昔前は年末や年度末は役所も混みまくりで、年内の検査も簡単に「ムリ」と言われたりしたもんですが、今は会社がいくつかあるので依頼する人も分散し、結構ゆったりしています。それに民間の会社はユーザー第一なので無下に断ったりしないので助かります。

 一方で、民間会社が書類の審査や建物の検査をしていいのか、と言う批判もあります。株式会社は株主や手数料を払ってくれるユーザーに甘くなり、公正な対応が出来ないのではないか、と言う理由です。確かに民間会社の中には某大手ハウスメーカー数社が併せて20%近く株を保有しているものもあり、そう言ったハウスメーカーが持ち込む書類に厳しい指導が出来るのか、と言う指摘は良く分ります。

 実際、構造計算偽装事件ではいくつかの指定確認検査機関が監督命令や業務停止などの処分を受けています。イーホームズなどは指定の取り消しまで受け、架空増資問題で社長が逮捕され随分と世間を騒がせました。指定確認検査機関に反対する日本弁護士連合会では指定確認検査機関の廃止まで求めています。http://www.nichibenren.or.jp/ja/opinion/report/060216_2.html

 賛否有る指定確認検査機関ですが、今までも審査や検査が甘いなどと思った事は無くて結構厳しく思うこともあります。20年も建築設計や監理の仕事をしていると、かつての役所の審査や検査が決して褒められたものでも無いことを経験として知っています。。特に住宅は。

 住宅の場合、「見ておく」と言って立会い不要だったこともありますし、建て替えなどで事務所に持ち込まれる昔の建物の申請書類なんてペラペラの薄いもので間違いも結構あります。本当に審査したのか?と思いますね。

 で、今回はベテランっぽい高齢の方が検査に来ました。敷地の境界から始まって、階段の寸法や窓の大きさ、換気扇の位置、住宅用自火報までしっかり見て行き、立ちあっていて緊張しました。結構時間を掛けてひと通り見た後、今度はホームエレベーターの検査。これも合格で明日「検査済証」を取りに来いとのこと。やれやれ・・ほっとしたけど、疲れた。






 午後は再び「春日町の家」で打合せ。今日はインテリアコーディネーターの岡島さん(Y'sパートナー)も参加。カーテンなどウインドウトリートメントの協議。岡島さんがいくつか見本を持ってきてくれたのでそれを実際に窓に当てて透け具合や色の感じを確認。窓の大きさを測って(採寸)ヒダを決めて、あと一部「プレーンシェード」にしてなんてやってたらすっかり暗くなってしまった・・・。

 途中でおかあさんが駆け足で3階まで上ってきて、「あの黒い煙って火事かな」なんてやるからまた「どれどれ」なんて・・みんな野次馬なんだから・・・。それにしてもおかあさん、さっきは2階に上がるのしんどいなあ、なんて言ってたばかりなのに(今まで平屋だったからね)火事の時は駆け上がってきたよね(笑)。まだまだその調子なら大丈夫!!!ホームエレベーターの出番はしばらく無いかも知れませんね。

 それから、ダイニングテーブルを購入しなきゃいけないのでって岡島さんが提案してくれたのがJホームスタイルの家具。和室と続きのダイニングなので少し「和」のテイストが入ったものを、とカタログを持ってきてくれました。http://www.j-homestyle.co.jp/ 名古屋ではINAXショールームの2階に展示があります。

 我が家にも飛騨のソファがありますが、Jホームスタイルもそうで、なかなか感じがいいですね、飛騨の家具は。ウォールナットの天板をお勧めしました。長さは2100mmでも入るので、食卓としてだけでなく、家族団らんの横でお子さんがお絵かきしたりなんて生活シーンも想像できたりして、夢が膨らみます。人んちなのに勝手に(笑)・・・・でも本当に楽しみ。






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最終更新日  2006年12月19日 17時26分13秒
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