カテゴリ:現場報告(新築住宅)
29日(月)晴
勝幡の家の土台敷設。ここのところ毎日現場へ来ている。26日材料搬入と聞いていたので現場へ来るとマダ無くて、27日土台工事と聞いて来ると中止になったと言うし・・・・。すれ違い、ムダ足があったので今日は大工さんがいてくれてホッとしました。 土台を敷く前に墨出し作業をして土台が正確に置けるように場所をはっきりさせます。これに2人。その間土台を所定の場所に置いていく作業に1人。要領良く作業をしています。 「土台」と言うのはコンクリートの基礎の上に置く角材のことで、これを基礎に埋め込んだボルト(アンカーボルトと言います)で固定していきます。ボルトは基礎の中に25センチ以上埋まっていて(確認澄み)、埋まった先がUの字に曲がっているので抜け出ることはありません。基礎にしっかりと固定された土台の上に、今度は柱を建てていくので、この土台は正確さが求められます。 と言うことは、さかのぼれば基礎が正確に造られていなければならなく、その前の敷地の中での測量、位置決めが正確でなければいけないと言うことです。 建築と言うのは前にした作業の上に次の職人さんが次の作業をしていくことで最終的に形になるので、それぞれの職人さんが自分の仕事を正確に、まっすぐ、ゆがみなく行なわなければ次の職人さんに迷惑がかかるんです。前の仕事の不出来を次の職人さんがカバーすることは、仕事の内容によっては可能ですが、こと構造に関わることではそういう気持ちで仕事にのぞんでもらっては困ります。 今回も、若干アンカーボルトのズレが気になりましたが、大工さんに聞くと作業に支障が出るレベルでは無いとのことで、気にせずスイスイと仕事を進めてくれました。 今回使用した土台は無垢(芯持ち材)のべいつがで防腐剤を加圧注入したものを使っています。重い・・。運ぶのもひと苦労です。明日はこの上に柱が建ちます。楽しみ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年01月31日 10時31分32秒
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