カテゴリ:欠陥住宅
夜、欠陥住宅被害東海ネットの定例会に出席。K建築士とU弁護士による事例報告を聞きました。
法律違反と言うほどでは無いそうですが、構造に関わる部分で公庫基準に違反している箇所が多数ある建物です。工務店さんと話し合った結果和解して、その合意に基づいて補修を行なったと言うものでした。 この件では、しぶしぶとは言え工務店さんが補修に対応してくれたので結果として安全な建物になり、めでたく終了しましたが、一方が非を認めないと泥沼化して大変みたいです。今回は、周辺でたくさん住宅を手掛けている工務店さんなので、悪いウワサが立つ前に対応をしてくれたのかな?と言う印象です。随分昔に聞いた事例では、揉めていることを聞いた工務店の社長が「社内」に雷を落として誠意ある対応をするよう指示した、なんてのもありました(笑)。こう言う会社は評判も良いのでしょうね。 今回報告を聞いた事例は、平成13年以前の住宅で、金物取り付けの義務が無い頃のものでした。また、品確法による10年保証も無かったので、契約書では2年保証だったみたいです。 建てた年代によって建物の丈夫さや保証年数が違うのもおかしな話だと思われるでしょうが、現実の話として法律でしばりを掛けないとなかなか余分に金物を使ったり保証を延長してくれたりって言うのはしてくれないものですよね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年02月26日 17時32分30秒
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