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ひつじの日常

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2008年03月11日
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 津島の家の地盤調査に立ち合いました。以前サウンディング試験が別の方の手で行なわれていたのですが、色々あって・・・・・現在は私の設計・監理物件なので、お客様の強い要望もあり、改めて試験を行ないました。

 今回の試験は(標準貫入試験併用)ボーリング調査で、地面の下の土のサンプルを取りながら土の下の耐力を調べるものです。

 ちょっと埋め立てている土地なので、上のほうはあんまり良くないのは最初から分かっています。ちょっと下に建物を支持可能な地層があり、その場所を確認しました。

 津島のある海部地方は地盤が悪いことで知られ、住宅であってもそこそこの対策が必要です。今回は柱状改良と言って、建物を支持できる地層までコンクリートを柱状に固めてそこに建物の基礎を乗っける予定です。

 調査に来ていたお兄さんは、最近サウンディング試験のための機械を捨ててしまった、と言ってました。比較的簡単に出来るサウンディング試験は、安値競争が激しく、ハウスメーカーなどはタダでお客様に提供するサービスを行なっています。

 調査会社も、1件2~3万円でやるところもあるようで、大手からの依頼は中小の会社にとって経営の首を絞めることになりかねないんでしょうね。お兄さんの話では、ハウスメーカーは自社で機械を購入して社内の人間による試験を行なうようになってきているようですね。競争の激しいところは設備投資も大変ですねえ。

 私の事務所では、基本的に簡易なサウンディング試験ではなく、地層のサンプルも取れて、地盤の耐力も比較的正確に分かるボーリング試験を依頼しているので、1回10万円くらいはお客様にご負担いただいています。

 費用的にはお客様に申し訳ないのですが、地盤のことはちゃんと調べないと後で不具合が出ても直しようが無いですからね。

 最近は、サウンディング試験+ボーリング調査と言うメニューも用意しています。4ヶ所くらい地面をたたいてみて、1ヶ所ボーリング調査と言うもので、土地の地盤の強さを面で把握できるので、造成地などで有効なんです。

 調査内容の検討は、構造事務所のTKアーキテクトさんにご相談しています。今回もお願いしますね!

 




 

 





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最終更新日  2008年03月19日 10時42分04秒
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