カテゴリ:現場報告(新築住宅)
お客様ご夫妻のお父様が書いた、と言う間取りを元に打ち合わせをしている住宅があるのですが、玄関と勝手口以外に、もうひとつドアがあります。
階段下の空きスペースがもったいないので倉庫にしたいという気持ちは分かるのですが、どういった使い道を考えているのか気になったので聞いたみました。スペアタイヤを置くのか、ゴルフバッグを置くのか、スキーやサーフボードを入れるのかで、収納内部の棚の作り方などが変わってきます。 すると、プロパンガスのボンベだと言う答えが。現役を引退した元大工のお父さんが勧めてくれたそうで、ちょうど空いたスペースですから良い案に思えるのですが、これはNGです。 液化石油ガス法で、設置者(この場合建築主ではなくプロパン屋さん)に対して設置基準が示されていて、それに照らし合わせると実質上屋内に置くことは難しいことが分かります。 何より家の中にボンベがあるのは怖いなあ、と思います。日本の場合LPGボンベを普通に使っていて爆発するようなことはありませんが、ガス漏れなどの危険が無いとは限りませんし、やはり家の外に置いたほうが安心できるのではないでしょうか。 この件では法的根拠が知りたくて色々問い合わせをしました。東邦ガスさん、小牧消防さん、愛知県さん、どこもとても丁寧に答えてくれました。感謝です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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