テーマ:家を建てたい!(9925)
カテゴリ:一社の家
「一社の家」の現場は、1階の床仕上げ(無垢スギ板)をしているところで、だんだん内装仕上げの段階になってきました。
断熱材も、外壁部分への充填が ほぼ終わり、後はバルコニー下の天井裏に200mm厚で羊毛断熱材を入れる分が残っています。 羊毛断熱材は施工方法についてメーカー(株式会社コスモプロジェクト)に問い合わせたところ、担当者さんがわざわざ現場に来てくれるということで、午後に監督と一緒に待つことにしました。 監督もこういうことに付き合ってくれて、本当に勉強熱心というか、ありがたいです。 担当者さんは東京からわざわざ車で名古屋まで道具持参で来てくれて、メーカー推奨の羊毛断熱材の施工方法を実演してくれました。 さすがにメーカーの担当者さんだけあって、手慣れたものです。あざやかに柱にパンパンとタッカー留めしていき、その仕上がりはきれいです。 監督と二人、なるほど~と感心。サッシの取り付け下地との間の隙間も、グラスウールだとチクチクして不愉快(#^_^#)だけど、羊毛断熱材は肌触りが良いので(ウールですからね)ちぎっては入れ、ちぎっては入れ、と作業もはかどります。 大工さんが施工してくれた羊毛断熱材も別に問題はないのですが、メーカーが勧める「より良い」やり方が学べました。今後に生かせます。 コスモプロジェクトの担当者さんのお話だと、羊毛断熱材は、断熱材の中で唯一「調湿」性能があるそうで、壁体内結露をある程度防ぐことはもちろん、住み心地が良くなりそうです。 考えてみれば羊が普段身にまとっている毛で、しかも長~いので、暑いとか寒いとか無いように調湿性能は備わっていても不思議では無いですよね。 建材の調湿性能についてはあまり期待しないほうなので、お客様にも過信せず生活の中であまりにも加湿が過ぎると どんな建材でも湿気を吸いきれませんよ、とお話しているのですが、羊の毛(ウール)については衣服で実績がある歴史の長い材料なので調湿性能が「ある」ことに関しては間違い無さそうです。 ウールについて(ザ・ウールマーク・カンパニー) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年10月02日 17時34分46秒
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