テーマ:家を建てたい!(9925)
カテゴリ:建築セミナー・インテリア勉強会
11月28日(土)は、家づくりに興味のある方々向けのセミナーを開催しました。
私の担当は、現場の工事監理の重要性と、建築士の役割について、初歩的なことを説明させて頂きました。 工事監理はご家族だけで出来ることでは無いので、建築士に依頼することをお勧めします。 週が明けて、本日のご相談は10月1日より施行された「住宅瑕疵担保保険」と「住宅完成保証」制度について。 ご説明はしましたが、お父さんのご紹介による工務店さんで家を建てるらしく、そういったご縁で依頼する相手(工務店)に対して、「工事途中で倒産されても困るから“完成保証”に入って欲しい」と申し入れるのもなかなか勇気がいることなんじゃ無いでしょうか・・・・・。 設計事務所と設計監理契約をしていれば、建築士が工務店に指示するだけなのでお客様が気を使うことも無いのですが、知り合いに頼む場合や、身内の紹介と言う場合には、トラブルは避けたいのでどーしても発注者側が我慢してしまうケースとなりがちです。 また、確認申請に必要な図面程度で工務店に見積もりを依頼しているようですが、はっきり言って与える情報が少なすぎます。 どういった仕様の基礎とするのか、どんな材料を使うのか、どんな仕上げとするのか、どんな性能とするのかなど、見積もりに必要な情報は設計図書数十枚に加え、仕様書や質疑回答書類などたくさんあります。 あいまいな内容で見積もりを作ってもらい(恐らく「一式」と書いた見積もりしか出してもらえないでしょう)それで工事契約を結んでも、契約の内容自体があいまいな訳ですから、契約の内容自体あいまいなものになってしまいます。 こういった場合、設計事務所に業務を委託しないなら、工務店を信頼してお任せするのが一番良いと思います。 出来れば設計事務所に依頼するところから始めて欲しいですけどね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年12月01日 00時59分29秒
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