ひつじの日常

国内各社が高性能断熱サッシを開発、販売するようになりましたが、こういった部材が普及するかどうかは、家を建てる方の要求レベルにもよります。

法的な規制があれば、採用せざるをえないのですが、現在　建築基準法に断熱の規定は存在しません。

断熱サッシは一般サッシより高額になりますが、採用すれば暖房費や冷房費の負担が低くなることはご理解頂けるでしょうか。
断熱性能の高い壁やサッシからの熱の損失が少なければ、ちょっと暖房するだけで部屋が暖かくなります。
冷房もしかりです。
窓から熱が逃げないからです。

法的な規制はありませんが、自分の家は断熱性能の高い家にしたい、というお気持ちをお持ちなら、ぜひ窓を高断熱サッシにして下さい。
私達建築士も　出来るだけこういった高性能サッシをご提案していきます。
予算の範囲内で出来るだけ暮らしやすい家を計画したいですよね。


LIXILでは、2015年度中に更に断熱性能の高いサッシを市場に投入予定だそうです。

家全体で高い断熱性と快適さを実現
高性能樹脂窓「エルスターＸ」と高断熱玄関ドア「グランデル」が１月から発売開始
～さらに現在、世界最高クラスの断熱性能を有する窓を開発中。１５年度中に商品化予定～
なおLIXILでは現在、「エルスターX」に引き続き、現存の木製サッシに匹敵する、国内最高かつ、世界最高クラスの断熱性能を有する「高性能樹脂窓」を開発しており、15年度中の商品化を予定しています。



どんなサッシが登場するのでしょう。
そして　ライバルのYKKapも黙っていないでしょう。(*^_^*)。
2015年は、断熱サッシの国際標準化が進む年となるかもしれません。



加藤一高建築設計事務所/丹羽かずたか
http://kato-kazutaka.com/