511662 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

ひつじの日常

ひつじの日常

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X
2015年05月09日
XML
カテゴリ:暮らし キッチン

 

キッチンあるいはダイニングに関する新しいコンセプトの商品が2つ発表されています。

 

 一つ目はトーヨーキッチンスタイルさんの「MEGA KITCHEN |メガキッチン」。

toyo 01 0509.jpg

テーマは「世代間コミュニケーション」  約6.5mの巨大キッチン「MEGA KITCHEN|メガキッチン」発表

2015年04月25日

TOYO KITCHEN STYLE News Release 2015

 

このキッチンのコンセプトは「世代間コミュニケーション」だそうです。

 

キッチンはもはや

料理をするだけのものではなく、住宅での生活の多くの時間を過ごす場所になってきました。

料理をして、食事をしてというのは勿論、キッチンで子供が勉強したり、

家族がボード・ゲームをしたり、座ってテレビを見たり、お喋りをしたり、

そして友人を招いての料理をしながらのパーティーをしたり。

生活の中の殆どのシーンがキッチンで完結します。

メガキッチンはそんなライフスタイルに沿う、キッチンの多機能化に最適なキッチンです。

 

 toyo 02 0509.jpg

 

トーヨーキッチンさんの「メガキッチン」が想定するライフスタイルはこんな感じです。

 

toyo 03 0509.jpg

 

当然 高額所得者をターゲットにしているので、イメージも華やかですし、

「世代」といっても家族の枠を超えたコミュニティが前提となっているように思います。

 


もうひとつはイケアが発表したコンセプトキッチンで、見た目はダイニングテーブルです。

 

IKEA’s concept kitchen for 2025

 

ウォール・ストリート・ジャーナルの記事です。

 

イケアが考える未来のキッチン、調理はテーブルで―冷蔵庫は不要に

2015 年 4 月 28 日

The Wall Street Journal 記事 Silvia Ascarelli

 


今から10年後のキッチンはハイテク技術によって様変わりしているかもしれない。

スウェーデンの家具大手イケアは先日、2025年のコンセプトキッチンを公開した。まず、このキッチンには大きな冷蔵庫が見当たらない。生鮮食品はドロー ン(小型無人飛行機)や自動運転車ですぐに届けてもらえるようになるからだ。食料棚には電磁誘導技術が組み込まれ、食品を新鮮に保つことができる。これで 廃棄する食品も少なくて済むようになる。

ダイニングテーブルは食事や遊び、仕事のスペースだけでなく、レンジにも早変わりする。ダイニングテーブルの下に誘導加熱コイルが埋め込まれるためだ。 テーブルの上にはカメラがつり下げられ、テーブルに置かれた調理器や食材を認識する。頭上のプロジェクターは調理方法を表示したりテーブルの上に置かれた 食材を使ったレシピを提案したりする。食品を小分けする保存容器にも電磁誘導技術が埋め込まれ、食品棚に置けば冷却、レンジの上に置けば加熱ができる。

そのほかコンポスト(生ごみの堆肥化機能)も備え付けられ、生ごみを無臭の乾燥固形物に変えることが可能になる。野菜を洗う場合など汚れの少ない水は、屋内植物の水やりに再利用。これは10年後の世界では水が貴重な資源になっているとの考えからだ。

キッチン内にはまた、ワイヤレス充電機能を内蔵した家具も取り付けられている。イケアはこうした家具を今年2月、バルセロナで開かれたモバイル・ワールド・コングレス(MWC)で発表し、米国などですでに販売している。

イケアのコンセプトキッチンは現在、ミラノで展示されている。

 

 

テーブルの上にあるカメラ/プロジェクターがテーブル面に調理レシピを映したり、

テーブル面に仕込んだIHヒーターで調理したりすることが出来ます。

テーブルが、キッチンであり、食卓であり、マルチスペースである

というのはトーヨーキッチンさんと言っていることが似ていますが

そのアプローチが違っていて興味深いものが有りますね。

 

また どちらも加熱機器として「IHヒーター」が採用されているようです。

すっきり納まって、デザイン上の処理もしやすいということでしょう。

電磁波の問題も有り、ヨーロッパではあまり見ない、という話も聞いたことがありますが

実際はどうなんでしょう。気になるところです。

 

日本ではウェットな調理方法が多く、

シンクが背面にあるイケアのコンセプトキッチンが

そのまま 日本の家庭で受け入れられるかは分かりませんが、

2025年までにどんな進化をするのか

また日本のデザイナーがどんなキッチンコンセプトあるいはダイニングテーブルの新たな

提案をするのか楽しみです。

 

Concept Kitchen 2025s-.jpg

 

Concept Kitchen 2025 02s-.jpg

 

 



加藤一高建築設計事務所
http://kato-kazutaka.com/
(FB)
https://www.facebook.com/kato.kazutaka.nagoya.japan


丹羽かずたか
(FB)
https://www.facebook.com/profile.php?id=100004948120484

 

 

 

 

 

 







お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2015年05月09日 10時34分43秒
コメント(0) | コメントを書く
[暮らし キッチン] カテゴリの最新記事


PR


© Rakuten Group, Inc.
X