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テーマ:タイ(3327)
カテゴリ:タイ旅行記
アンパワー水上マーケットを人混みを掻き分けてさらに先へと歩きます。
たまに日本人グループともすれ違いましたよ。 並んでいる店を覗いてみると、 こういう系の、なんて言うんでしょう。 ひなびた昔ながらの店よりも若い観光客向けの店が目立ちますね。 それが意外でした。 運河沿いに空いているカウンターを発見。 ちょうどその目の前でオリアン(タイ式アイスコーヒー)を売っていたので飲むことに。 「日本人?」と店のおばあさん。 それだけ日本人も来ているんでしょうね。 10バーツ也。 なんと、リンチーを1個おまけにくれました! こういう心遣いが嬉しいですよね~。 運河を時折行き交う船を眺めながら一息つきます…。 再び歩き始めると、こんなものに目が止まりました。 色とりどりの水がガラス瓶に入って陳列されています。 イチゴ、りんご、ブルーベリー、ブドウ、クリームソーダ、梅…と 味の説明があるのできっと飲み物なんでしょうね? 「ナム・マネット・タイ 15バーツ」 とさらに書いてあります。 帰ってから調べたところ、興味深いことが分かりました。 「マネット」とは「Lemonade」がタイ語風に訛っでできた、 ライム味の甘い炭酸水を指す言葉だそうです。 そう、日本の「ラムネ」のことです。 「ラムネ」が「Lemonade」から来ているのと全く同じなんですよ。 さらに歴史まで瓜二つ。 日本には明治初期にイギリスからあの独特な形状の瓶とともにやってきました。 タイには少し早く輸入され、1866年の新聞に広告が載っているとか。 早かった分、当初はラグビーボール状の瓶にコルク栓だったものが、 10年ほどであの日本と同じラムネ瓶に変わったようです。 でもその後の経過が日本とタイでは違います。 日本でラムネは、昨今ガラスからPET容器に変わっても あの独特な形状のラムネ瓶と共に残っていますよね。 タイでは、ラムネ瓶はすっかり姿を消し、中身の「ナム・マネット」のみが 様々な味・色を楽しめる、懐かしい「タイ式ソーダ水」として進化して 生き残っているようなんです。 この店の色水も、注文すればきっと元祖「ナム・マネット」に配合されて 出てくるんでしょうね。 興味深い歴史を知ったのは帰った後なので、まさに後の祭り。 今度行くことがあったら頼んでみたいもんです ^^ さらに歩いて、運河の終わり近くまでやって来ました。 振り返ってみます。 景色的にはいい雰囲気ですよね! でも人が多過ぎなのが正直疲れます・・・ ^_^;) <交通費> 歩いただけなので:0バーツ ここまでの合計:427バーツ ※旅は2012年3月30日に行いました。 <参考> 「"ナム・マネット"は昔どんな飲み物だったのか!!!」(タイ語) ウィキペディア「ラムネ (清涼飲料)」 つづく お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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