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テーマ:タイ(3327)
カテゴリ:タイ旅行記
バンコク周辺のバス日帰り旅を続けてきたこのシリーズですが、
今回初めて1泊旅行をしてみることにしました。 というのも今回の目的を達成するには、どうしても1泊する必要があるからなのです。 その目的とは、国鉄スパンブリー線に乗ること。 バンコク発 16:40 → スパンブリー着 20:15 スパンブリー発 04:20 →バンコク着 08:05 この1日1往復しか無い路線として有名ですよね。 バンコクからだとどちらの便でもスパンブリーで1泊せざるを得ないんです。 旅の決行日は2013年12月25日(水)。 なにもクリスマスの日に行かなくてもと我ながら思いますが(笑) のんきに構えてフアランポーン駅までバスで向かっていたら、 途中で渋滞につかまりヤバイ状態。 意を決して最寄のバス停で降り、待機していたバイクタクシーに跨ります。 裏道をくねくねと飛ばしてくれてフアランポーン駅着。 間に合うか!? 切符売り場へダッシュし「スパンブリー」と。 32バーツ也。 「すぐに乗ってください」 売り場係員に腕時計を指差しながら言われました。 時、すでに16:34。 うひゃー、あと6分! 速攻で売店でパンを買い、11番線へ。 間に合ったー!! 3両編成の先頭車両に乗り込みます。 フアランポーン駅16:40発。 スパンブリー駅20:04着。 あれ? スパンブリー着時刻が少し早くなってる。 列車は少し遅れて16:45に発車。 乗り遅れていたらシャレになりませんでしたよ ^_^;) ホームを出てすぐの左手には… 以前、「フアランポーン駅の蒸気機関車」で書いた 日本製C56蒸気機関車とタイ国鉄発祥記念碑 …と一人淋しく弁当をつつくおじさんの姿が(笑) 車内は乗車率6割といったところでしょうか。 思ったより混んでますね。 そんな車内に夕日が差し込んでいます。 すぐに検札がやって来ました。 ちょうど帰宅ラッシュの時間帯。途中駅でどんどん乗車して来て、立つ人が出るほどに。 それでも大勢の乗客がサーラーヤー駅で下車し、さらにこの駅でガラガラになりました…。 ナコーンパトム駅18:20着。 18:30に「カーン、カーン」という鐘の音で発車。 そして列車はいよいよノーンプラードゥック駅に到着。 「ラーチャブリーへの旅」で訪れた、日本軍が泰麺鉄道の起点として 1942年に設けた駅です。 この駅は泰麺鉄道…現在の国鉄西線(ナムトック線)のみならず、 目的のスパンブリー線の起点でもあるんです。 ノーンプラドゥック駅を発車。 時刻は18:46。 席を移動して進行方向左側の窓から顔を出します。 分岐しましたー! 左が国鉄南線バーンポーン方面。 列車が入線したのがスパンブリー線です! やっと乗れてちょっと感動(笑) 先頭車両には私を含めて3人だけ。 おばさんが窓のアルミ製日除けを下ろして回っています。 常連客な雰囲気 ^^ この時のタイはとても涼しかったんですが、 外が真っ暗になり一層寒さが増して半袖ではもう無理! たまらず万一のために持参した長袖に着替えました。 車窓は茂みの中を突っ走っているような感じ。窓ガラスにピシッピシッっと小枝が当たります。 そのうちバキバキッという音が混じったりも(笑) 国道346号線を渡ってすぐに初めて停車。 暗闇の中、蛍光灯が灯る駅舎は、トゥンブア駅(正確には駅より格下の「停留所」)です。 2人ほど降りたようで。 ちなみにノーンプラードゥック駅からここまでの間に3駅あるはずなんですが、 降りる人がいないため停車しなかった模様(笑) 暗闇の中を疾走しながら何駅かに停まっているうちに、 ドアが開いたまま走り出しました。オイオイ、寒いぞ。 っていうか・・・ もちろん踏切の無い道路もそのまま通過。 危ないじゃないかー!(笑) 車窓に人家の灯火が多少増えてきました。 そろそろスパンブリーかな、と思っていると運転席のドアが開いて さっきの車掌さんがツカツカと私のところへ。 「スパンブリーですか? マーライメーンですか?」と。 そうなんです。このスパンブリー線、時刻表上の終着駅はスパンブリー駅ですが、 実はさらに北へ2.5kmのマーライメーン駅 (มาลัยแมน) が真の終着駅なんです。 マーライメーンです、と答えます。 で、ついに スパンブリー駅着。 時刻は20:39。 さぁ、次がいよいよ真の終着駅、マーライメーンです! <交通費> 国鉄:32バーツ ここまでの合計:32バーツ ※旅は2013年12月25日(水)に行いました。 つづく ※当ブログから1日旅の記事だけを抜粋し見やすくまとめたブログ 『タイ~バンコク周辺バス日帰り旅~』 もぜひご覧ください。 そちらのブログは左側の「旅ごとに見る」欄で旅名を選ぶと順を追ってお読みいただけます。 旅の参考になれば幸いです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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