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タイとタイ語に魅せられて

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2014/12/22
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テーマ:タイ(3327)
カテゴリ:タイ旅行記
列車からロッブリー駅のホームに降り立ちました。

  • 02_01.jpg


とりあえずホームを列車進行方向へと歩いてみますか。
すると左手に、

  • 02_02.jpg


遺跡のミニチュアが。

ロッブリーはクメール遺跡で有名だもんな~なんて思いながら、
視線を上げてみてビックリ。真後ろに本物の遺跡が見えるではないですか!

なんと駅の真ん前にあるのか。
あとで寄ってみましょう。


さらにホームを歩くと、やはり左手に

  • 02_03.jpg


バンコク行きロッ・トゥー乗り場があんなところに。
帰りはあれを利用しようかな。


ホーム端近くまで歩きます。

  • 02_04.jpg


駅名看板の右にも遺跡が見えますね。
あそこへまずは行ってみましょう。

線路伝いに向かうと、

  • 02_05.jpg


思ったより大きな遺跡でした。
案内板には、ワット・ナコーンコーサー(วัดนครโกษา)とあります。

ロッブリーの歴史はかなり長いんですよ。
タイ族がやって来る前の6~11世紀に存在したモン族のドヴァーラヴァティー王国が
ラウォーという名の都市をここに築いていました。

ラウォーはサンスクリットで「水」の意味の「ラワ」に由来との説が有力。
で、ラウォー・ブリー(ラウォーの都)が訛ってロッブリーになったんだとか。

その後11~13世紀は、クメール王国(真臘)が断続的に支配。
アユタヤ時代の17世紀にはナーラーイ王がロッブリーを副都とします。

その後衰退したのち、19世紀に現王朝のラマ4世がナーラーイ王時代の王宮跡を整備、
20世紀半ばのピブーン政権時代に都市計画設定・軍隊配置をして町を復興し、
現在にいたっています。


前置きが長くなりましたが、このワット・ナコーンコーサー遺跡
そんなロッブリーの長い歴史を反映しているのです。

左のこんもりした遺跡がドヴァーラヴァティー時代、
中央の本堂と右の仏塔がアユタヤ時代、
写真には写っていませんが、さらにクメール時代の仏塔もある
歴史のロマンを感じさせる遺跡となっています。

うーん、ただ曇り空なのが残念!


さらに線路伝いに北へと歩くと、

  • 02_06.jpg


ナーラーイ・マハーラート通りのロータリーに出ました。
ロータリーの中央には廟が見えますね。何だろ?

  • 02_07.jpg


プラカーン廟(ศาลพระกาฬ)と書いてあります。

案内板を読むと、11~13世紀にクメール様式で建てられた仏塔の基礎部の上に
アユタヤ時代にビシュヌ神を祭る廟を建てたものだそうで。

現在の廟は1933年築のものだとか。

狛犬ならぬ狛猿が鎮座していますね ^^
さすが「猿の町」として有名なロッブリーだけのことはあります。

ところでその猿は一向に姿を見かけないんですが…、
と思いつつ右手から裏に回ってみると、

  • 02_08.jpg


うはっ、いたいた。猿がいっぱい!
しかもあれがクメール様式で建てられた仏塔の基礎部ですね。


帰ってから調べたところ、元々プラカーン廟の周囲には木が多く茂り、
そこに住む猿が廟のお供え物のフルーツなどを食べにくるようになって
この一帯に住み着き、数が増え、「猿の町」となったんだそうです。

でも今ではお供え物ではなく、

  • 02_09.jpg


猿用のエサ場が設けられているのでした。
猿保護のためというより、こうしておかないと参拝客が猿に襲われるからかも ^_^;)

さらには、

  • 02_10.jpg


水飲み場まで。子猿が気持ち良さそうに泳ぎまわっています。
かわいいな~。思わずカメラを向けると…

手前の子猿が飛びかかって来た!!

それを合図にさらに1匹、2匹と私目がけて飛んできてぶら下がります。

  • 02_11.jpg


ぎょえ~!!

こら、髪を引っ張るな! イテテテテ…(>_<)

我慢できずに売店のおばちゃんに助けを求めます。

おばちゃんが手にした長い棒をテーブルにバン!と打ちつけると、
猿たちは一目散に逃げていったのでした。

ふぅ~、助かりました。
ありがとうございます m(_ _)m


気を取り直して廟にお参りしておきましょう。
階段を上がると、

  • 02_12.jpg


奥に金箔を貼られまくった像が。

元は真っ黒のクメール様式像だったそうなんですよ。
しかも頭と腕がありませんでした。

ある日住民の夢にでてきて、できる限りでいいから頭と腕を探してほしいと
頼んだのだとか。それで住民がアユタヤ様式の頭部をどこからか工面してきて
くっつけた…という言い伝えがあるんだそうで。

腕もヴィシュヌ神らしく4本ありますね。


参拝を済ませ階段を下りると、ちょうど目の前の踏切が閉まって
警告音が鳴り始めたところ。

通過する列車の写真でも撮るとするか。
踏切前まで急いで寄ってカメラを構えて待っていると

  • 02_13.jpg


はぁ???

簡素な作業車が、似合わない猛スピードで通過。
思わずズッコケそうになったのでした(笑)




<旅費交通費>
歩いただけなので:0バーツ
ここまでの合計:50バーツ

※旅は2014年6月19日(木)に行いました。

<参考>
จังหวัดลพบุรี "ประวัติจังหวัดลพบุรี"
Wikipedia "ศาลพระกาฬ"

つづく

※当ブログから1日旅の記事だけを抜粋し見やすくまとめたブログ
『タイ~バンコク周辺バス日帰り旅~』 もぜひご覧ください。

そちらのブログは左側の「旅ごとに見る」欄で旅名を選ぶと順を追ってお読みいただけます。
旅の参考になれば幸いです。

  • プラカーン廟.jpg


    
『あなただけのタイ語家庭教師』小野健一著、国際語学社





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最終更新日  2014/12/23 08:55:06 AM
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