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テーマ:タイ(3327)
カテゴリ:タイ旅行記
3階のワット・テープモンティエンから階段で2階へ戻ってきました。
ドア上部にぶら下がったベルに、 タイとは違った文化を感じますね。 トイレを借りてから、靴棚に乗せておいたサンダルを取ろうとすると、 こんな注意書きが目に入りました。 テープモンティエンはローマ่字表記すると DEV MANDIR なのか。 MANDIR=マンディールとは、ヒンズー寺院の意味のヒンドゥー語。 テープは神の意味。 モンティエンのタイ文字綴り มณเฑียร の末尾の字 ร は、 "r" の音を表す子音字ですが、タイ語には語末のr音がないため、 "n"の音に変化するのです。 つまりモンティエンの語源は、マンディールで、 ワット・テープモンティエンとは、 ヒンズー教の神の寺、ってな感じの意味なんですね。 1階へ戻ってきました。 相変わらず園児達が遊んでいます(笑) 邪魔にならないように端っこを歩いて行くと、 校門手前の左手に またもやヒンズーの神様が。 タイ語でプラメー・スラッサワディー、 英語で Mata Saraswati と書いてあります。 サラスヴァティーという知識と知恵の女神です。 日本の仏教にも取り込まれて、弁財天になってるんですよ。 ワット・テープモンティエンの入っている学校を出ました。 時刻は、15:23。 今一度、ワット・テープモンティエンの場所を お知らせしておきましょう(グーグルマップ)。 出ると目の前には、 女子中高生がうじゃうじゃいるではないですか。 どうもこの辺りには学校がいくつかあるようです。 ちょうど下校時間のようで、屋台で何やら買い食いしてます ^^ んじゃ、私も。 ナム・マナオ(ライム・ジュース)で一服~。 さあ、帰りますか。 とりあえず北へと少し歩くと広場に出ました。 向こうに見える建物は、バンコク都庁じゃないですか。 この辺は、バスなんかで通ったことがあるだけで、 歩くの初めてなんですよ。 都庁手前の広場は、ラーン・コンムアンと呼ばれています。 「都民広場」ってな意味ですかね。 ラマ5世期(1868-1910年)には市場があったんですが、 のちに壊して広場にしたのです。 ちなみにこの広場で "Bangkok Light of Happiness" と名付けられた イルミネーションが2015年12月30日から2016年1月30日の期間開催中です。 神戸ルミナリエだか東京ミレナリオだか、あんな感じみたいですよ。 イベントの様子をYouTubeを貼っておきますね。 そしてその西側に聳えるものは、 サオ・チンチャー。 直訳すると、ブランコ柱。 かつてバラモン・ヒンズー教の儀式で使われたものです。 なんでもシヴァ神が年に1回、10日間だけ人間界に下りて来る際の 出迎えの儀式だとか。 女神ウマーテーウィーが天変地異を心配して、 夫のシヴァ神と賭けをしたのだそうです。 川べりのナツメの木に大蛇をぶら下がらせて、 シヴァ神がその上に足を組んだ上で片足立ちし、 大蛇が体を揺らしても落ちなければ、世界は揺るぎないものだと。 それにちなんで、ブランコの柱をナツメの木に、 ブランコを大蛇に見立てたんですね。 でもそんなブランコの儀式もラマ7世期(1925-1935年)に廃止に。 サオ・チンチャー自体は、ラマ1世期(1782-1809年)に建てられた後、 ラマ5世期に今の場所に移り新たに建て直されました。 が、木の柱のため腐食が激しく何度か修復をしたものの いよいよ保存が無理になり、2005年に建て替えられたのが今のもの。 チークの丸太材で、防腐処理されているようですよ。 サオ・チンチャーの場所はここです(グーグルマップ)。 すぐに帰るつもりだったんですが、 面白いのでもう少し歩いてみましょう。 <旅費交通費> 歩いただけなので:0バーツ ここまでの合計:124.5バーツ ※旅は2015年7月23日(木)に行いました。 <参考> Wikipedia "พระสุรัสวดี" ウィキペディア "サラスヴァティー" Dailynews "สุขุมพันธุ์"เปิดไฟประดับปีใหม่ที่ลานคนเมืองคนมาดูประปราย"2015/12/30 Wikipedia "เสาชิงช้า" つづく ※当ブログから1日旅の記事だけを抜粋し見やすくまとめたブログ 『タイ~バンコク周辺バス日帰り旅~』 もぜひご覧ください。 そちらのブログは左側の「旅ごとに見る」欄で旅名を選ぶと順を追ってお読みいただけます。 旅の参考になれば幸いです。 ★★★お薦めのタイ語学習書です★★★ ◇ 初 級 ◇ 『あなただけのタイ語家庭教師』国際語学社 ◇ 中 級 ◇ 『中級タイ語総合読本』白水社 ◇ 上 級 ◇ 『タイ語上級講座読解と作文』めこん お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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