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テーマ:タイ(3327)
カテゴリ:タイ旅行記
Jibtai Cafeでカイガタを食べた後は、
ついでなので横のワット・サミアンナーリーも見ておきましょう。 大理石でできた大きな本堂が威容を放っています。 が、お堂入口までの床も大理石製。灼熱の日差しに晒されているものだから アチッ! アチッ! っと飛び跳ねながら歩くことに。 タイの立派なお寺ではよくあることです ^_^;) 内部にはもちろんこちらも立派なご本尊様もあるんですが、 私が興味を持ったのは、 入口の木彫りの扉に金色の彩色を施す作業風景。 ってことはこの本堂、できたてのホヤホヤなのかな? そもそもこのお寺の創建は1857年。 王室財産局の書記を務める王族の女性が建てたのだそうです。 で、同じ職位を引き継いだ娘さんもやはりこのお寺の 建設を継続したのでした。 そんなことから元はワット・ケーラーイという名称だったのが1979年に 「女性書記の寺」の意味のワット・サミアンナーリーに改称されました。 さらに境内の奥へと進むと、 やや古めの仏堂がもう一つ建っています。 ガネーシャ像やラマ5世像のある正面を過ぎて右横へ出ると、 地下への入口が口を開けて待っているじゃあないですか。 これは下りてみないわけにはいきません。 コンクリート製の階段を下り左に直角に曲がると、 また階段で少し上に登るようになっていて、 なんと、仏堂の中を地下から眺められるようになっていたのでありました。 つまり仏堂の中が前部と後部の2つにこの通路で分断されているんです。 なぜこんなことになっているんだろう??? ネットで調べたんですが理由は分からず終いでした。 奇妙に思いながら、反対側の階段で地上に出ると、 目の前にあった受付台に座るおじさんとおばさんが 「こっちは入口だよ。反対側から出なさい」と。 あちゃー、私は出口から入ったということか。 そそくさと戻って反対側から地上に出たのでした ^_^;) 実はこのお寺、幽霊の噂で有名なんですよ。 私も帰国後に情報を調べていて初めて知ったんですが。 以前からタクシー運転手の間で噂になっていたんだそうです。 深夜に黒い服の2人の女性を乗せて行き先のワット・サミアンナーリーに 着くと2人とも車内から忽然と姿を消したというもので…。 最近もこんな話が出回りました。 ある若い男性が盛り場で飲んだ後、夜中の3時頃にラチャダー通りを 車で走っていると、黒い服を着た2人の女性が手を振るのが見えました。 タクシーを呼んでいるのかとバックミラーを見ても他に走っている車はいません。 2人とも美人だったので下心もあって乗せてあげることに。 どこに行きたいのか尋ねると、ワット・サミアンナーリーとのこと。 一人が助手席、もう一人が後部座席に座りますが、 男性が色々と話を振っても悲しげな顔をしたままで 話に乗ってくれません。 ああ、きっとワット・サミアンナーリーへ親類の葬儀の手伝いに 行くんだな、と思った男性は気を遣って話しかけるのをやめました。 そうするうちに車は国鉄の線路を渡ってワット・サミアンナーリーの 目の前まで来ました。右折しようと右へ顔を向けながら 「どの辺で降りますか?」と尋ね、女性のほうを振り返ると、 そこに2人の姿はなかったのです。 仰天した男性が車を止めて降り、辺りを見回すと… 国鉄の線路上に上半身だけの姿の2人が。 這いながらこちらに向かってくるではないですか! 男性が次に気が付いたのは、病院のベッドの上でした。 どうやら気絶していたようです。 …とのこと。 男性は嘘ではないとラジオに出演して語ったのだそうですよ。 どうもワット・サミアンナーリー前の線路で葬式に向かう途中の 女性2人の乗ったバイクが列車に衝突し、2人とも轢死して 成仏できずに化けて出るという噂が随分前からあるようで…。 きっとその現場であろう遮断器もない踏切を渡って 高速道路が上を走るウィパワディーランシット通りに出ます。 今日ラストのカイガタが食べられる店に向かいますよ~。 歩道橋で反対側に渡り、やってきた29番バスに乗車。 時刻は、14:38。 これでセントラル・ラートプラオまで行きます。 次の店はラートプラオ通り沿いにあるので、 そこでバスを乗り換えようと。 で、降ろされたのはセントラル・ラートプラオのずーっと手前 -_-;) 時刻は14:43。 屋根付きの歩道から駐車場入口の横を通り、 6分歩いてようやくセントラルの正面に出ました。 パホンヨーティン通り側の歩道橋に上り、 ユニオンモール前の階段を下りてバス停で待つと、 すぐに191番バスがやって来ました。 よくわからないけどまあいいや。乗っちゃえ! 座席に着いてふうっと一息。 が、バスは非情にも左折してラートプラオ通りに入らず、 ぐるっと右旋回してなんとさっき来たウィパワディーランシット通りを 北上し始めるじゃないですか! そっちじゃなーーーい (T_T) <旅費交通費> 29番バス:13バーツ 191番バス:6.5バーツ ここまでの合計:87.5バーツ ※旅は2016年5月23日(月)に行いました。 <参考> ธรรมะไทย "วัดเสมียนนารี" TNEWS "โคตรช็อก!! ชายหนุ่มเล่าเรื่องเจอผีผู้หญิงในตำนาน หน้าวัดเสมียนนารี",2016年7月23日付 pantip.com "ใครมีข้อมูล ผีสาวผู้หญิงชุดดำที่วัดเสมียนนารี บ้างครับ" つづく ※当ブログから1日旅の記事だけを抜粋し見やすくまとめたブログ 『タイ~バンコク周辺バス日帰り旅~』 もぜひご覧ください。 そちらのブログは左側の「旅ごとに見る」欄で旅名を選ぶと順を追ってお読みいただけます。 旅の参考になれば幸いです。 ★★★お薦めのタイ語入門書です★★★ ◇入門書◇ 『らくらく話せる!タイ語レッスン』ナツメ社 ◇単語集◇ 『キクタン タイ語【入門編】』アルク お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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