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テーマ:タイ(3327)
カテゴリ:タイ旅行記
プラナコーンキリの入口に到着したので登りますか。
プラナコーンキリとは、ラマ4世がこのカオワンという山の上に建設した 暑季用の王宮群の総称です。完成は1860年。 地図がありました。私の現在地は右の一番下。 カオワンは3つの頂きのある山で、地図右半分を占める山頂には王宮群、 左中央の山頂に白い大仏塔、左下の山頂に寺院が建っています。 左手に見えてきた受付で入場券を購入。 20バーツでしたが、もしかしたら外国人は別料金かも。 払ってから、あっ! て気が付きました(笑) 登山道にもサルがうじゃうじゃいます。 でも悪さをされるでもなく、大人しい印象ですね。 ここは、馬や馬車を留め置いた施設のようです。 今ではサルの遊び場と化していますが。 「タイ語話せる~!?」 突然遠くから叫ぶ女性の声が聞こえてきました。 ジュース屋台のおばちゃんが私が登って来るのを目ざとく見つけて 声をかけたのでした。 ここまで登ってくるだけで汗ダクダクになって熱中症が心配だったのもあるので、 飲み物を買ってあげますか。 「今日は学校の新学期が始まって登って来る人が少ないのよ。 30人登って来て20人に断られちゃった」 ジュースを1本買って21人目のお客さんになった私(笑) 20バーツ也。 「サルにチャーイェンあげてみない?」 え? サルがチャーイェン(タイ・アイスティー)を飲むんですか? おばちゃんの商売にまんまとのせられ、さらに20バーツを払うと、 おばちゃんはチェーイェンを地面にバシャーッとぶちまけます。 なんだ、私にやらせてくれるんじゃないんだ。 でも、サルが早速飛び寄ってきて、本当に飲み始めました! 面白いモノを見せてもらいました。おばちゃんありがとう。 なぜか私の年齢を尋ねるので答えたら、 「あら、同い年じゃないの!」 そ、そうなんだ… ^_^;) その先でメインの登山道から左へ分かれる道へ入ってみると、 見晴らしのいい場所に出ました。 ここは国王に謁見する上級官僚の待機所だったとのこと。 左下には白い大きな仏塔のワット・マハータート・ウォーラウィハーンが、 右の山頂に順路の終点になる寺院が見えています。 うひゃー、結構遠いなあ。 元に戻って再び登ります。 正面に見えるのは衛兵の詰所だった建物で、 現在はこのプラナコーンキリに関するパネル展示のスペースとして使われています。 でも館内撮影禁止。 その裏に王宮のメイン施設があるんですが、 この時私はあの建物がそうとは知らず、 さらに中国人観光客の団体さんの人だかりが見えたので 近寄らずに通り過ぎてしまいました…。 それよりもあのずっと先に見えた寺院に行きたくて 気が早っていたというのもあるんですが…。 ということで、大汗をかきながらさらにずんずん進んでいきます。 途中で中国人グループを何度も追い抜いたりすれ違ったりしたんですが、 なんでこんなに多いんですかね? ここの建築物は西洋文化を取り入れようとしていたラマ4世の考えを反映して ネオクラッシック建築という西洋風のデザインになっているのですが、 当時の職工らが中国から渡ってきた人達だったために、屋根瓦など随所に 中国建築の影響が見られるんです。 それで中国人に人気なんですかね? 突然右手に階段が出現。 見上げると仏塔があります。 ここが真ん中の山頂かあ。登るとするか。 そろそろ足に疲労が溜まり始めましたよー。 山頂到着。 誰もいなくて静寂に包まれています。 プラタート・ジョームペットという名の高さ40メートルの仏塔で、 仏舎利が収められているのだとか。 脇には、ラマ9世ご夫妻が1971年に行幸した際の写真パネルが。 ここまで登られたということですか。 私なぞが弱音を吐いていちゃいけませんね。 元の登山道というか遊歩道に戻り、 最終地点の寺院目指してラストスパートです! <旅費交通費> 歩いただけなので:0バーツ ここまでの合計:100バーツ ※旅は2017年5月28日(日)に行いました。 <参考> phranakhonkhiri "ประวัติพระนครคีรี" phranakhonkhiri "พระธาตุจอมเพชร" Wikipedia "อุทยานประวัติศาสตร์พระนครคีรี" つづく ※当ブログから1日旅の記事だけを抜粋し見やすくまとめたブログ 『タイ~バンコク周辺バス日帰り旅~』 もぜひご覧ください。 そちらのブログは左側の「旅ごとに見る」欄で旅名を選ぶと順を追ってお読みいただけます。 旅の参考になれば幸いです。 ★★★お薦めのタイ語入門書です★★★ ◇入門書◇ 『らくらく話せる!タイ語レッスン』ナツメ社 ◇単語集◇ 『キクタン タイ語【入門編】』アルク お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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