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人は成長に従って、幾つかのグループに属するもの。(「一匹狼」を気取る人でも、完全には「一人」・・にはなれませんよね)。家族、友人、仕事、恋人(夫婦)等等。
そして、そのグループの種類によっては、自分が本来持っているキャラクターを出せず、意識的にか無意識にか、本来の形を、その場所に一番適していると思う形に変形させることもあります。人間が本来持っている「生き延びる力」を使って。 ・・・とまたまた大袈裟な書き出しになってしまいましたが、今回はプリンセス・プリンセスのリーダー、渡辺敦子さんを取り上げたい・・・と思います。 彼女のイメージは「落ちついていて、悠然としたライオンのよう・・(プラス天然が少々)」なんてファンの間では、思われている様ですが・・・、私は渡辺さんに対して、その様なイメージってあんまりないんですよね。担当楽器がベースだけに、几帳面さと正確な(を求められる)イメージ・・・っていうのはあるでしょうが。 実はメンバーの中で、一番テンパってしまう性格かも・・(あくまで勝手な想像)。あと「落ちついて・・」と言うイメージも、本来は一番きゃぴきゃぴした性格なのでは・・・なんて思ってます(これも勝手な想像です)。 「~したい!・・だけど・・」なんて感じを渡辺さんからは受けていました、プリプリ時代に。 カオリ(さん)の様に目立てない、トモちゃんの様にキャピキャピ出来ない、キョンちゃんの様に、可愛い仕種なんて・・等等。決して目立ちたくない・・と言う訳ではないのに、「私は別にいいよ・・・」って感じをさせる渡辺さん。実は一番「女性」としての部分を持っている渡辺さん。「女性であることを楽しみたい願望」も一番強い・・と思わせる渡辺さん。だけど、「私は別にいいよ・・・」の渡辺さん。 プリプリ・メンバーの中では、一番寡作の人。(けれど、その作品の一つ一つが、クオリティは高い・・)。メンバーがアルバム用の「デモ・テープ」等を持ち寄っても、渡辺さんだけは、「私のは別にいいよ・・・」って感じで消極的だったそうです。 彼女の自発的な積極性は、もしかしたらラスト・アルバムの発表まで時間が掛かったのかもしれません・・。けれど、一体何が、渡辺さんに「積極性」を与えたんでしょうね・・? 本来の自分が求めるイメージでも、ポジションでも、本当は・・ないんだけれど(楽器は別にして)、これも悪くないんじゃない?・・と「ギャップ」との折り合いを付けることが出来たのでしょうか・・?むしろ積極的にその「ギャップ」を楽しむことが出来る様になったとか・・・?もし、そうであれば良いですね・・。何より彼女のキャラクターは、本当に貴重だったと思いますから・・・。プリプリのラスト(アンコール)シングル「夏の終わり」は、渡辺さんの作詞作曲。もの哀しく、マイナーなメロディーラインは、ファンの間での評判は・・・?ですが、私は大好きです。プリプリのベスト10を決めるなら、必ず入れる!・・と思います。 プリプリの「メンバー」から「ソロ」になった渡辺さん。本当に綺麗になりましたね・・・。光り(モノ)度合いも益々パワー・アップ!って感じで(笑)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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