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「敗者」って言葉ありますよね。敗者って言葉自体、私は嫌いなんですが(他人が決めることでは、決してないし)、でももし、自分自身が、自分のことを「敗者」と認めてしまったら・・・。認めてしまったら・・・「復活」するかどうかは本人次第・・・。
プリンセス・プリンセス最期は、奥居香さん。奥居さんって本当に凄い!!。その才能も勿論そうなんだけれど、不屈魂・・といいますか、とにかく「本物のプライド」を持った女性ですよね。 元々幼い時から「エリート街道」を歩んでいた奥居さん。そして、そんなコースを歩むことが、極当然・・と思っていたであろう奥居さん。しかし・・・。 この「エリート街道」の環境の中で、徹底的に挫折感を味わうことになります。そんなことから、音楽の道へ・・と書くとあまりに短絡的過ぎますが、勉強では追いつけない劣等感に対して、彼女の「ピアノ」の才能が「プライド」を救ってくれた事から・・そこから彼女の「本当の人生」がスタートした・・そう思うのです。 芸能界デビューした後も暫くの間、不遇時代が続き、「自家中毒」まで患っていたとか・・・。 場所にもよりますが、骨折は若いうちに・・・なんて聞いたことがあります。一度骨折した骨は、折れる前よりも頑丈になるとか・・。 「プライド」も又同じでしょう。若い内に、挫折することなく人生の階段を登るよりも、何度も挫折して強くなった方が良い。勿論、最後の最後には、笑えなければ意味ないでしょうが・・・。 元々完璧主義で、プライドも高いであろう奥居さんも、こんな過程を歩んできたんではないでしょうか・・。やっとバンドが認められ出した時、彼女は本当に、心の底から大笑いしたんでしょうね・・。 彼女の生き方を見てると、「何回挫折したって良いじゃん、最後に大笑いできればいいんだよ!」そんな思いが胸に浮かぶんです。 現在は二人のお子さんにも恵まれて、とにかく子育てが楽しくて、楽しくて・・って感じですね。彼女が結婚後、まだお子さんがいなかった時に、深夜の音楽番組で「結婚して、その内子供も生まれて、自分の中の音楽性が、どんな風に変わっていくのか、凄く楽しみ」って言ってました。 本当に私も楽しみにしています。 ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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