Ｌｉｇｈｔ　＆　Ｄａｒｋ

時々読み返したくなる本・・・「パリ・東京井戸端会議」☆

この本は、女優・岸恵子さんと、私が最も尊敬している評論家・秦早穂子さんの手紙でのやりとりを、一冊の本にまとめたもの・・・。

手紙のやりとりの中に、色々な人生が見えて来て・・・。

で、その中の秦さんの一文に、「二十代の時とちょっと変わったのは、美しいものは好きということ。」と言う言葉が・・・☆

私はまだ、その二十代ですが、秦さんの仰ることは解ります・・・。

選ぶ色一つ取っても・・・。

私も十代の頃から二十代前半までは、選ぶ色は殆ど黒か白・・・。

その色が一番シックでオシャレ・・・と思ってたから・・・（それは今でも思ってます・・・）

他に美しい色はいくらでもあるのに・・・。

けれど、美しいものを拒絶したり・・・、良いものを良いと言えなかったり・・。

嬉しいのにそれを表現できなかったり・・・。

そんな時期は、誰にでもあるのかな～？

森瑶子さんは、５０代になってブルーグレーの様な、美しい色を着られる様になったと書いていました・・・。

原田知世さんは、２８、９くらいで、綺麗な色を積極的に選ぶ様になったと・・。

年齢は人それぞれ・・・でしょうが、美しいものは好きと言える心・・・大切ですね・・・☆