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昨夜はマドンナのライブ映像を堪能した後、静かで激しい映画を鑑賞しました。
ウディ・アレン監督作・・・「インテリア」・・・☆ アレンの作品は、これまで沢山見て来ました・・・。 傑作、問題作・・・非常に多いですからね・・・☆ 唯・・私自身は正直、ウディ・アレンは苦手・・・。 あの手の動かし方、マシンガン・トーク(ファンには堪らないでしょうね・・)。 一番嫌なのが、拗ねた様な目・・・。 僕、可哀想なんだ・・・と、自分の不幸を訴える様な・・・。 見てると、なんか呼吸困難になりそうで・・・。 自分の不幸話を延々としたり、身体から露骨に不幸のオーラを発散させたり・・・、己のコンプレックスを、自分の欠点や素行の悪さの弁解に利用する人間には要注意!! こう言う人に限って、自分大好き人間チャンだから・・・!!! 話戻って・・・。 この作品では、アレンは監督に徹しています(ホッ・・・w) 富も地位も知性も教養もある、外から見れば完璧(過ぎる)家庭・・・。 その家族が、ある事を発端にして・・・あれよあれよと崩壊していく様・・・。 複雑な家族関係が、淡々と・・・時には激しく描かれます・・・☆ これまでは気付かない振り、気にしていない振りが出来ていた家族・・・。 それが或ることをキッカケに、コントロール不能へと・・・。 縺れだし、ぶつかり合い、諦め合い、認め合い・・・。 崩壊することを防ぐことが出来ない人間模様を・・・、監督は実に淡々と描き出しています・・・。 静かな流れと、ブルーを基調にした映像が素晴らしい!! 俳優人も素晴らしいの一言ですが、中でもジェラルディン・ペイジが見事!! 完璧過ぎること、潔癖過ぎることが、一度崩れ始めるとどうなるか・・・、を見事に演じ切っています・・・。 一番クールで知的に思えた彼女が、実は一番激しい人間だった・・・。 悲劇的な最後を持って、彼女はそれを証明します・・・☆ 内容は暗いといえば暗いのですが・・・、不思議と見終わった後、心が落ち着くと言う・・・☆ アレン監督作の中では、私が一番好きな作品・・・と共に、考えさせられる作品でもあります・・・☆ 追記・・・ウディ・アレン自身が出ている作品でも、好きな作品はあるんですよw お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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