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森の中には元気になる成分がある。森の精気、フィトンチッド(phytoncide)を思いっきり吸い込むために、森林浴に出発。　まずは、森林のもつ不思議なにおいから探っていくことにしよう。
　
植物は,自分の体内でそれぞれ特有のにおいをつくり、外界に発散させている。この植物の枝葉、花､果実などを細かく刻んで水蒸気で蒸すと、揮発性の精油ができる。これが、植物の香りのもとで、主な成分にテンペルという物質が含まれている。

　十年前のデータでは地球全体の植物から放出されるテンペルの量は、一年間に一億七五〇〇万トン。これは、工場や自動車の排気ガスの約六倍以上といわれている。又、植物は自分を守るために、雑草、害虫、樹病菌を殺す　“フィトンチッド“を放出している。

『フィトンチッドの「フィトン」とは植物、「チッド」とは殺すという意味のロシア語の造語で、「高等植物が傷つけられると他の生物を殺す物質を発散する現象」を意味する。樹木の香気成分が及ぼす作用と考えられていて、とくにスギ、ヒノキなどの針葉樹が活発にフィトンチッドを発散するといわれている。フィトンチッドは、人間の体にふれると、副交感神経を刺激して精神を安定させ、解放感を与え、あるいは肝臓の働きを高める酵素を活性化させるなど、香りによる清涼効果、生理機能の促進、二日酔い・体調不良時の頭痛・吐き気の軽減など、数多くの効果を与えてくれるという。』

森の空気には、樹から発散されるテンペルが、フィトンチッドとして飛び回っているわけだ。このフィトンチッドこそが森の精気なのである。

清浄な森の中の空気のには、特に滝や小川、噴水の近くなど細かい水しぶきが激しく発生している所でマイナスイオンの占める割合が多いという。

そんな中、一挙両得とばかりにヨガをやりはじめる友人ミッシェル。｢えェェ～っ!!｣　
すっごくお腹のすいていた私は｢捕まるよ｣と嘘をついて旅館に戻り、美味しいご馳走と露天風呂を満喫！！
もちろん戻る途中その嘘は暴露しましたけどね...

｢森林浴｣より｢食欲｣がちょっぴり勝ってしまった　"胃い"　｢癒しの旅｣でした。

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リ ラ ク ゼ ー シ ョ ン 関　連　日　記

＊ウイスキーアロマのリラックス効果は森林浴並み！
＊いつも騒音や高い音にさらされていると・・・
＊コーヒー豆の焙煎と種類によって、リラックス効果に違いが
＊どう違う？　ゲルマ　VS　唐辛子の入浴剤

そ　の　他
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