成田空港から迎えの車に乗り実家へ向う途中、こんな可愛い傘の花を見た。 日本では少しの雨でも降ろうものなら、パッと街には傘の花が咲く。傘をささずに歩いていると、たいがい振り返られる。また、バスなどに濡れて乗ると非常に嫌がられる。
こんな光景を目にしたのも久しぶりだった。思い出してみれば渡米して最初の雨季に長傘を探しにショッピングセンター、百貨店、に行ったが、品疎な黒い折りたたみの傘が片隅に数種類売られているだけ。しかもその価格は日本で販売されているものの2倍。日本みたいに傘売り場も傘専門店もない。気に入った傘を見つけるのは困難である。
「アメリカ人」と一括りにして語れば語弊があるかもしれないが、アメリカ人のほとんどが傘をささない。たいていの人はどんなに雨が強くても弱くても雨宿りなど彼らはしないのである。パーカーやGORE-TEX ジャケットのフードをかぶり、雨の中を普通のテンポで歩く。
そして彼らのほとんどが雨の日にさせる実用的な傘を持っていない。実際、ゴルフパラソルのようなものや、夏の海水浴に使うビーチパラソルをそのままもってきたんじゃないのか?と疑われても仕方のない大きくてカラフルな傘、
骨の折れた傘や、破れた傘、
壊れて金具が外にむき出しになっている傘を平気でさしています。
聞いた所によると、一つは傘を持ち歩いて荷物になるのがいやだから、二つ目は別に濡れても気にならないから、三つ目は雨が降るなんて知らず傘を持ち忘れ仕方ないから歩いている、四つ目は傘なんて持ってない、それに、アメリカでは車での通勤が多いためか、傘を持ち歩く必要はない、という。また、空気が日本ほどじめじめしていませんから、濡れることへの不快感は少ないかも。
これ、頭に被るだけのハンズフリー傘です。実際のところ傘の直径が小さいので雨降りには使えそうにありませんが、夏場の日よけには十分能力発揮ってとこですね。アメリカでは屋外での野球観戦、釣り、ハイキングなどに行くとこれをかぶった人を見かけますが、の罰ゲームでこれを被って繁華街1周なーんてのもおもしろそう!<(_ _*)> アリガトォ-ゴザイマス。 |