たるみは、骨や筋肉に皮膚を密着させる力が弱まっちゃった為に、皮膚が自分の重みに耐えかねて落っこちゃった状態のこと。コラーゲン線維の張力低下も原因の一つ。でも一番の原因は、エラスチン線維の復元力の低下なんですって。
長~く伸びきってしまったパンツのゴムのように
エラスチン線維も、組織を当然収縮させることなんて出来なくなり・・
重力に対して戦う術もなくなった皮膚は、筋肉から離れて「たるみ」ます。
ネット構造を維持しながら、コラーゲン線維の間をうめるに直線的に拡張してたはずのエラスチン線維も、加齢と共に巻きつるネットに絡みつくツタと同じで、曲りくねってコラーゲン線維に絡みつく。
新たに合成される分子は、現存する分子列に沿って沈着するので直線的配列を獲得出来ない!
つまり、コラーゲン線維の張力もゴムのようなエラスチン線維の収縮も独立してちゃんと機能する事が出来ず、延いてはそれが組織の柔軟性を失わせる事になってしまいます。そして、外的負荷や内部負荷を拡散する機構が充分に働かなくなる。これが、「シワ」になる大きな原因のひとつ!
年齢とともに、真皮の線維の立体構造が壊れるために、平均すると10年で6%の真皮厚の減少が見られるそうなんですが、もう手遅れと諦めることなかれ。
肌本来の再生能力を最大限に生かせればしわは浅くなる。
何気なく使っているシワ対策成分がどう効くのか?
肌の自然回復力の手助けをしてくれる成分を調べてみた..
まず、
〇 線維破壊を防ぐ成分
・ 「ショウキョウ抽出液」
(ショウガの根茎を乾燥させた「ショウキョウ」から取られるエキス)は、エラスチンを分解するメイン酵素である「中性エンドペプチダーゼ(NEP)」の活性を阻害
「麦芽エキス」は、コラーゲンの破壊を防ぐ
〇 コラーゲンの再生を促す
・ レチノール
・ 酵母菌エキス
・ フィトキン・・・大豆たんぱくを乳酸菌発酵させて作られた成分
コラーゲンの再生を促す
酵母菌エキス「シトビチン酵母」とアミノ酸豊富な「フィトキン」を配合コラーゲンは再生時にも、きちんと再配列され束状の構造に戻って初めて弾力を取り戻します。 が、しかし、年齢とともにコラーゲン再生時の配列が乱れ絡み合って凝集してしまうそうです。
そんな、崩壊したコラーゲン線維束を改善する効果がある成分が
・ ウルソール酸ベンジル
表皮の角質層にあるケラチン線維凝集を解きほぐしてくれる成分として
・ アミジノLプロリン があげられる。
ケラチン線維は硬いたんぱく質からできていて、ヒゲ状の部分をもっています。そこで水分を捕まえておく働きがあります。しかし、外部からのダメージなどによって、セラミドの量が減ってきて、ケラチン線維の周囲に水分が少なくなりますと、ケラチン線維は乾燥して硬くなり柔軟性も失われ弾力もなくなります。この状態が続くと、「小じわ」が発生します。
シワ対策成分はこうして効く!
(1):角質の弾力をアップ
・ アミジノLプロリン・・・アミノ酸誘導体 の一種
ALプロリン(アミノ酸系保湿剤)配合
ショウキョウエキス(植物系保湿剤)配合・・・真皮エラスチンの破壊を防ぐ
マロニエエキス(植物系保湿剤)配合・・・ストレスファイバーを形成
(2):表皮を活性化して弾力をアップ
・ レチノール
・ アミノ酸
レチノール及びレチノイン酸誘導体にTGF-β活性化成分、ジパルミトイルヒドロキシプロリンが相乗的にコラーゲン合成をサポートします。さらに、ウルソール酸を高濃度に含有した ローズマリーエキスをナノカプセル化。
保湿成分であるセラミド酸とグルコシドトレハロースを配合
また、肌に保湿アミノ酸の産出力を高めるポリグルタミン酸も配合して、保湿アミノ酸とセラミド合成促進によって、肌が自ら潤うように保湿力UPUP。
(3):真皮のコラーゲンなどの線維を酵素類による破壊から防ぐ
・ ショウキョウエキス
・ 麦芽エキス
・ アスタキサンチン
『アスタキサンチン』が、活性酸素の中でも「シワの生成」と深く関わる“一重項酸素”の消去
豆乳発酵液 ダイズ発酵エキス オレンジ油 センブリエキス ウコンエキス ショウキョウエキス シイタケエキス ローヤルゼリーエキス など
(4):線維芽細胞に働きかけて新しいコラーゲンなどの線維に働きかけて新しいコラーゲンなどの線維を作る
・ ウルソール酸ベンジル
・ 酵母菌エキス
ウルソール酸ベンジルやハリ向上と保湿効果を両立させる高分子ポリマーも配合
酵母エキス
シワそしてさらに弛みが加わったより深いしわとなります
深く刻まれたしわの回復には(3)と(4)の真皮に対する効果の高い成分が役立つそう。
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しわたるみ |