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キク科の多年生植物 学名:「ヘリクリサム・ストエカス」Helichrysum stoechas (通称:インモルテル)の精油から、高い抗酸化効果とリラックス効果を併せ持つ香り成分「ジュネッセンス」の抽出にKaneboが世界で初めて成功。この自然の花の香り成分が持つ2つの効果の相乗作用により、高い「エイジングケア(肌の抗老化)」が期待できるという。 「ジュネッセンス」は、抗酸化効果antioxidantがあるといわれる精油・ローズマリーに比べても3倍以上の高い効果を有しているそうです。 しかも、「ジュネッセンス」のストレス緩和作用を調べた結果、この香りを嗅ぐと、副交感神経活性値の上昇がみられ、また、α波ゆらぎ係数がマイナス1に近づくことから、リラックス度が高まることが分かり高い抗酸化効果を持つと同時に、ストレスを緩和しリラックス感を与えてくれる香りでもあることから、「エイジングケア」が期待できる新しい時代の香りといわれています。 ヘリクリサム属には約500もの種がありますが、蒸留してエッセンシャルオイルが抽出できるのはごくわずかで、アロマテラピーで使われているのは、 ・ Helichrysum italicum G. Don var. serotinum ( コルシカ島産) 主成分はネリル・アセテートで30-45% ・ Helichrysum angustifolium (バルカン半島産) ・ Helichrysum stoechas D.C (フランス産) ・ Helichrysum gymnocephalum H.Humb (マダガスカル産) ・ Helichrysum patulum (南アフリカ産) 中でも、コルシカ島産のHelichrysum italicum G. Don var. serotinum はこれらのうちでもっともよく使われているのですが、 肌の抗老化を期待させる香り「ジュネッセンス」を含む「ヘリクリサム・ストエカス」(Helichrysum stoechas)は、南スペイン、ポルトガルなど地中海沿岸に自生しているそうなんですが、開花するとすぐに収油率が下がり、デリケートかつ高度な蒸留技術が必要なため生産量が極めて低く、市場に多く出回ることがないそうなんです。 ちなみに、Helichrysum italicum の収油率は0.3-0.4%、Helichrysum stoechas はたったの0.1-0.15%なんだそうです。 どうりで、いくら探してもないはずです。 <参考> http://www.esters.co.jp/culture/chemistry/49.html http://www.kanebo-cosmetics.co.jp/company/newsrelease/pdf/20060412-1.pdf そ の 他 関 連 ペ ー ジ 〇 記憶のチカラUPにローズマリー 〇 コーヒー豆の焙煎と種類によって、リラックス効果に違い 〇 ウイスキーアロマ-リラックス効果は森林浴並み! 〇 いつも騒音や高い音にさらされているとどうなる? 〇 日本三大美肌の湯
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