緊急保護
7月5日のブログでご紹介した、猫の親子この猫の親子が住処にしているお寺のご住職の娘さんが、どうも少し変わった方のようで、今までにも他の猫のボランティアの方々が里親の引き取りを申し出ても、頑なに拒否し、この娘さんの親御さんも、自分の娘ながら持て余している状態との事でした。何でも、ボランティアの方が保護しようとしたら「警察に連絡する」と、騒ぐ始末で、手出しできないとの事です。そのくせ、きちんと面倒を見るわけでもなく、避妊も去勢もしておらず、病気になってもほったらかし、状態。ご飯も、キャットフードではなく、コンビニの弁当などを与えている始末。ご住職の奥様も、猫達が可愛そうとの事で何とかしたいが、娘が暴れて手に負えないので、と困り果てており、「娘に黙ってこっそり保護して」とまで、言われてました。でも、流石に警察沙汰になるのは困るので、週末に高カロリーの仔猫用のキャットフードを持って行くにとどめていました。幸い、平日は、近所にお勤めの方が、やはりキャットフードをあげてくれていました。ところが、今週末、1匹の仔猫の左目が腫れあがって塞がっていました。こうなると、この期に及んでほっと置く事もできず、緊急で保護しました。7月5日のブログで、3枚目の写真の子です。病院の先生も、目の浮腫が酷い状態との事で、ほっておいたら失明していたでしょう。治療して里親さんを探す事にしました。いつもは、捕獲器で保護するのですが、今回は、5匹の子供の内、この子だけをピンポイントで保護する必要があったので、捕獲器は使わず、お父さんが手掴みで捕まえました。お父さんの右腕、噛まれ、引っ掻かれ、ボロ雑巾のようになり、腫れあがっています。 (まあ、毎度の事ですが)