青山浩二投手とイーグルス
<青山浩二投手の投球>
登板はありませんでした。
<イーグルス今日のバッテリー>
○田中ー嶋
<今日のイーグルス>
イーグルスとしては勝利が義務付けられプレッシャーの強い試合でしたが、取りこぼすことなくしっかりと勝利をものにしました。
試合は銀次の本塁打で先制したものの、その後のチャンスは慎太郎のダブルプレーなどで活かせすことが出来ず、自ら拮抗した試合を作ってしまいました。やはり奇をてらうことなく、短期決戦のセオリーとも言える送りバントが望ましい場面であったと思いました。
一方のロッテは渋い当たりのヒットが多く、じわりじわりとボディーブローのように田中に効いてくるのではと懸念を持って見ていました。
しかし田中はいつもの様に調子は尻上りで、全ての懸念とプレッシャーを跳ね除けて完封勝利を収めました。
ところでロッテの8回の継投は意外でした。レデズマは納得ですが、西野で来ましたか。西野も好投手ですが、内やロサを温存とは助かりました。
-田中、完封勝利-
右打者の外角へのストレートが決まらず苦しい投球でした。結果、スライダーを主体とした変化球を多く投じることとなりましたが、それでも点を与えないところが大エースです。9回、最後に鈴木に対した場面が最も良いフォーシームで押せるとは恐ろしいばかりです。
-銀次、先制本塁打-
先制本塁打は甘いストレートを綺麗に回転してライトスタンドへ運びました。シーズン終盤の好調をきっちりとキープしていることが確認できました。
-岡島、追加点の足がかりを作る-
追加点のきっかけとなるサードへの内野安打が出ました。CSで並に乗るために大きな一打でしょう。
-マギー貴重なタイムリー-
8回、どうしても欲しかった2点目をもぎ取ってくれました。シーズン最後に取り戻した状態を完全にキープしています。
-慎太郎も好調-
ダブルプレーも含めて3打席で良い当たりを放っていました。しっかりと振れていますので、CSでもポイントゲッターとしての役割を果たせるでしょう。
-最後に-
今日の1戦は互いに想定内ですが、やはり明日がポイントの試合になるでしょう。今日は2点しか奪えなかったものの、打線の状態は悪くありません。後は則本次第でしょうし、完投が難しい則本ならばブルペン陣がしっかりと役割を果たすことが求められると思います。
<イーグルスの成績>17日現在
CSファイナル 2勝0敗