青山浩二投手とイーグルス
<青山浩二投手の投球>
今日もベンチ入りしていませんでした・・・
福山、宮川より下の位置づけですが・・・
<イーグルス今日のバッテリー>
○田中ー嶋
<今日のイーグルス>
田中が登板する試合はイーグルスとしては絶対に負けが許されるはずもない。しかし相手は負けて当然の気楽なチャレンジ精神で仕掛けてくる。田中が投げる度にプレッシャーは重さを増すばかりだ。
しか日本シリーズという難しい試合でも田中は崩れることを知らない。最大なピンチとなった6回2死満塁の場面でも最後に内角のストレート選球し、狙い通りに投げ込める技術は鳥肌ものだった。無駄に力を消費することの無いよう、ギアの上げ下げが持ち味だが、今日は奪った三振が12と始めから最後まで魂を込めた127球だった。昨日に敗れた則本の悔しさをも晴らしたい思いが有ったに違いない。
しかし、今日の試合も残塁9では素直に勝利を喜べない。走塁ミスに送りバントも失敗では打線に活気も生まれないだろう。投手が田中で無ければ確実に敗れていただろう。
しかも、ジャイアンツのブルペン陣の層の厚さはこの2戦を通して見せつけられた。やはり6回までにはセーフティーリードを確保しなければ、勝利を手にすることは難しいことが確認された。ただジャイアンツの阿部は肩の衰えも目立つし送球フォームも大きい。狙いはそこだ。早い仕掛けで活路を見出そう。
この1勝1敗はジャイアンツにとって想定の範囲内かも知れない。しかし想定を崩し、ジャイアンツに焦りを生じさせるとしたらとしたら明後日だろう。美馬の好投に期待しよう。
-藤田-
2度のファインプレーで田中を支えた。センターに達するべき打球が鋭く田中の右を抜けたが、藤田にとっては唯の正面へのゴロとなった。何でそこに居るんだ。藤田の的確なポジショニングは洞察力の賜物だ。もう一つは鋭い打球が藤田を襲う、しかも打球はハーフバウンドである。しかし打球を柔らかいグラブさばきで捕球する何事もなかったように一つのヒットをアウトへと変えた。やはり田中の連勝のなかで、5勝位は藤田に捧げられるだろう。
-最後に-
打線の調子は決して悪くない、むしろジャイアンツより良いくらいだ。繋がりさえ有れば、意外と優勝も遠くない気がしてきたが、いかがでしょう。
<イーグルスの成績>27日現在
日本シリーズ1勝1敗