○則本、斉藤、ファルケンボーグー小関
各チームも先発ローテが一巡して開幕投手同士の対戦になりました。試合はイーグルスが4点をリードしたものの、3点を返される苦しい展開。しかし、8回には二つの内野ゴロで2点を追加する幸運もあり逃げ切りに成功しました。
8回表のピンチを凌いで、ホークスに傾きかけた流れを食い止めた小関のリードに勝負のポイントが有りました。
<則本、いま一つ>
開幕戦と比較すると躍動感がありませんでした。ストレートに伸びが無く空振りや見逃しを簡単に奪うことが出来ず、変化球に頼りがちな誤魔化しの投球でした。ただ、その変化球も抜け球が目立ち、カウントを整えるにも苦労していました。今日も球数が多く7回で120球に達しました。開幕戦で130球を越えましたが、まだ肩のスタミナが十分に備わっていない段階での無理が、今日の試合に多少の影響も有ったでしょう。
<斉藤投手、乱調も>
8回にヒットと四球二つで1死満塁のピンチを招きましたが、それぞれ変化球で凌ぎました。しかし、昨日の投球と共に今日も相手を圧倒するような勢いは有りませんでした。やはり勝ちパターンの投手として計算するには不安が残りました。
<後藤選手、先制タイムリー>
タイムリーは既に打っていますが、もしかすると初バーンでしたでしょうか。照れくさそうな控えめバーンが可愛く見えました。次の打席ではチャンスの場面で、アウトにはなったもののボールを芯で捉えた様子を見ると、ようやくイーグルスに馴染んできたのでしょう。しばらくはレフトに定着し、下位打線を牽引して欲しいところです。
<西田選手、途中出場も2安打>
ようやく本領を発揮しました。右に鋭い当たりを放ち、広角に打てる持ち味を発揮しました。出場機会を増やせば確実に成長すると思います。是非とも松井選手と併用して欲しいところです。
<小関選手、リードは良好>
以前から触れているようにリードに関しては全く問題がありませんでした。変に偏ったリードや投手が投げにくいリードも無く安定感が有りました。今日はバントの失敗が有りましたが、打撃に関しても前裁きが良く試合に慣れてくればそれなりに率を残すことが可能だと思われます。
<今日のああっと>
小関捕手、スリーバント失敗
<青山投手>
ファームで調整中です。