○美馬、福山、片山、小山、西宮ー嶋
今季のチームは強いのか弱いのかさっぱり掴みどころが有りませんが、どうも辛勝が多いせいでしょうか。久しぶりの二桁得点も次の試合は分からない感が残っています。今日は相手投手のレベルの問題も有り打線が結果を残しましたが、相手投手次第の感が拭えません。
さらには柱として期待される美馬投手の乱調が大勝感に水を差すと共にブルペン陣が残り火を鎮火してくれました。
結局、燃え上がるほど心から勝利を喜ぶ心情では有りませんでした。
<美馬投手、不調>
先日の今季初登板でも結果を残すことが出来ませんでしたが、今日もファイターズ打線に捕まり、味方打線に早々5点を先行してもらいながらも、4点を返される不甲斐ない投球でした。体のキレが無く、しかも開き気味。なおかつ腕が振れていない状態では美馬投手の良さは一切見られませんでした。特に思い切った内角へのシュートと右打者外角へのスライダーが生命線ですが、ことごとく甘い球で、本塁打も打って下さいと言わんばかりのスライダーを運ばれました。せめて悪いなりに低めを意識するなり工夫が無ければ、先発の柱どころかローテの座も危うくなってきました。
<打線の調子向上?>
初回、岡島選手の四球に始まり、藤田選手からユーキリス選手まで4連打で3点を先取しました。これに始まり20安打を放ち、ようやく打線が爆発しました。しかし打線は水物、手放しで喜ぶには良い投手を攻略してからでしょう。
<ユーキリス、4打点>
今日はセンター返しを意識した打撃で4打点を上げました。しかし、捉えた球種はストレート系。得意中の得意の球でした。それよりも2打席目の外のスライダーを空振り三振。このボールを追いかける姿を見せる間は難しい打者へと変貌できないでしょう。
<ブルペン陣、?>
今までは何とか表沙汰にならずに済んだブルペン問題ですが、今日は完全に露呈しました。ファルケンボーグを除けば、調子が良い投手は福山投手と強いて言えば西宮投手位でしょうか。困りましたねえ。
<青山投手>
ファームで調整中です。