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カテゴリ:Love&Life
昨日の夜、母から電話がありました。
「あのこ、死んじゃったよ・・・」 あのコとは、うちの実家で17年飼っていた柴犬です。 私が中学1年生の時からずっと仲良しだった。 この前の日曜日に実家に行ったときには、もう立ち上がれず ご飯もトイレも、お水も・・・何も一人ではできなくなていた。 少し前から癌を右手に患っていて、それが原因で数ヶ月前から 右手をかばって歩いていた。 でも食慾もあって元気なお婆ちゃんって感じだったなぁ。 目も濁っていて本当に可哀想だったけど、最後までべっぴんさんだった。 癌もだいぶ悪くなっていて、1週間前にとうとう破裂して外に膿も 出てきてすごい悪臭がしていた。 病院にも行っていたけど、17歳と言う年齢も考えて無理に嫌がる治療は 止めて、家で母が面倒を見ていた。 母も仕事を持っている。 一日働いて帰ってきて、家中に排泄物がある状態。 今までは、家の中では一切排泄しなかったコなだけに すごくいつも申し訳なさそうな顔をしているので 誰も怒る事もできない。 彼女も自分の排泄をすでに、コントロールできなくなっていたので それはもう仕方ない。 この暑い夏でもずっとおむつを付けていたけど、やっぱり気持ち悪いみたいで たまに外してしまうみたい。 昔、私と妹は二人姉妹で、カギっこだった。 寂しいってないてばかりの妹をなだめ、自分もちっちゃい時に 寂しくても両親に心配をかけちゃダメだから、ずっと我慢していた。 それを愛犬にこっそり打ち明けたりなんかしてた( ̄∇ ̄;) 黙って何も話さなくても、隣に寄り添って座ってくれているだけで とっても安心できた。 そのことを思い出し昨日考えていると、涙がとまらなくってずっとずっと眠れなかった。 誰もいない家で、眠るように息を引き取った彼女。 最期に看取ってあげられなくて、ごめんなさい。 私も、妹もそれぞれのパートナーを見つけ彼女の役割が終わったからだ、って 母が言っていた。 あのコもきっと、17年生きてこられたのは幸せだったからだって。 本当にそうだといいな。 とっても臆病で近所のノラネコにあえば、目をそらし 他のイヌと遭遇しては後ずさりして、私の後ろに隠れちゃうカワイコちゃん。 もうなぁーんにも、心配しなくっていいからね。 ゆっくりと眠っていてね。 本当に大好きだったよ、ありがとぅ。またね。ばいばい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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