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ROMMEL

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2010/07/19
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第16回のガンコンベンションが7月18日~19日に東京で開催され、二年ぶりに参加してきた。

例年通り、玉石混淆といった印象である。
これは、その人ぞれぞれのとらえ方があるので、私のとっての「玉」は別の人にとっての「石」かもしれないという意味である。

ガンに限らず、現代医学の問題点は二つあると思う。
一つ目は、患者を一つの症例としか見ないことだ。
ある症例を示す患者があった場合、その療法はその症例に対する最大公約数的なものになる。
しかし患者は、それぞれ体質も違うし、気質も違うはずだ。自然治癒力だって個人によって異なる。
同じ症例であっても、最適な治療法は異なることをあまり重要視していないように思える。

二つ目は、心というものを軽くみていることだ。
特に、古来より「病は気から」と言われているように、人間の心は病に大きく関係する。
心の持ち方ひとつで病が重くなったり軽くなったりする。
逆に、うつ病などで心が病めば、肉体的にも蝕まれることがある。

端的に言えば、現代医学では、その症例に対して、確率的にもっとも適した治療をしてもっとも適した薬を与えておけば、結果的に治癒する確率がもっとも高いという考え方である。
しかし、人間は機械ではない。
機械なら、その故障に対して、マニュアルで示されている最適な修理を施せばよいかもしれないが、人間にその手法を用いられては困る。

ガンコンベンションを通じてそんなことを感じた。





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Last updated  2010/07/20 08:03:28 AM
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