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カテゴリ:徒然奇2
違う違う
さっきのは前編を軽く書いて、本当は内藤の話を書こうとしたんだよ 間違えたわ ********** 世界戦の苦手な俺もついつい観てしまった 厳しい判定だった ホームデジションどころか随分内藤に厳しい判定だったと思う 素晴らしかった ポンサクレックの安定したボクシングに対し 内藤の“ちょっとでも間違えたらKO負け”の独特なスタイル ポンサクレックは強い。本当に強い もう、最後の1分は俺も声を出した 「気を抜くな。左を上げろ。気を抜くな。左を上げろ あと30秒、20秒、気を抜くな。左を上げろ」 近所の人も大変だ。いや、きっと一緒に応援しているに違いない 終わった KOではないが、チャンピオンとして絶対勝ったと思った 作戦通りだった。見事ポンサクレックの上手さを殺し自分のペースでやった だが3人のジャッジは 内藤とポンサクレックが1人ずつで、1人は引き分け ということで、3者3様の判定で引き分け防衛 「sugaさんの採点とは違うじゃないですか」 「ふ~、危なかったですねえ」 俺の空想のアナウンサーとの会話 11R終了後のインターバル 「11Rまでのsugaさんの採点だと、 もし最終ラウンドにダウンを奪われても、 しりもち程度なら大丈夫な位差が開いているという事ですが」 アナウンサーが俺に訊く 「そうですね。ポンサクレックはインもアウトも完璧なボクサーなので安定しているように見えますが もう一歩を出せないように内藤君は上手く組み立てていますよ。本当に内藤君の作戦通りですね」 「そうですか。さあ、両雄泣いても笑ってもあと1ラウンド」 で、激しい打ち合いだ お前らどっちもパンチが強いのに 動く動く 離れてくっついて打ち合って 相打ちだ カンカンカンカン 「あ~、終わった。素晴らしい勝負でした しかしこのどちらかが勝者でどちらかが敗者にならなければいけないのです」 今日のアナウンサーは名調子だった。良かったぞ! 両者が抱き合う。素晴らしい。俺は久々に“普通に”感動した 「ポンサクレックも実力で負けたって気分でしょう」 鬼塚。お前前回よりマシな事言ったな 「両者が勝者だという内容でした。それでも最後にベルトを持っているものがベルトを持つ これが世界戦です」 当たり前だが“両者が勝者だという内容”という表現は納得する アナウンサー君 おいおい、TBSも頑張ったな(ニヤリ) 「もう一回やって欲しい」 赤井の叫び声がした 内藤はよくトリッキーボクサーと言われているが トリッキーボクサーが世界チャンピオンになったのは聞いた事がない ポンサクレックのようなのがチャンピオンだ だがそこにベースを置いて、更に自分流を創ったのが内藤だ 日本のチャンピオンは本来そういうタイプが多い お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008/03/09 12:45:21 AM
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