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カテゴリ:片岡さん
この間先生と飲みに行ったところで
はっとする美人に出会った どう言ったら良いのか。一般的な顔ではないのだ さっき電話で話している間に気付いたが これだ さて昨晩 部長や課長達と夜歩いていると 通りの向こうに彼女を見つけた 「おおい。俺だ、sugaだ。おおい」 俺の声はでかい 「あらsugaさん。びっくり」 「ここで会ったのも何かの縁。電話番号とメアドを教えてくれ」 駆け寄って俺は言った 俺にしては酒の力があったとはいえ積極的だ 多分彼女は間違いなく美人で、しかも俺が今まで出会ったことの無いタイプなのだろう もう体が先に動いているのだ 「ええっ」 困っている彼女 俺はお構いなしだ。だめもとなのだ 「では俺のを教える。もし良かったら連絡をくれ」 と言っている間に 「suga、何やっているんだ」 ボスだ 「いや、今彼女と大事な話を」 「ああ、いいからいいから。どうもすいませんねえ」 ボス、もう少しなのだ 「いくぞ、ほら」 ボスは力が強いのだ 「必ず、必ず連絡をくれよ~」 俺はボスの怪力に腕を掴まれ、引きずられて行った 「・・・ってことがあったんですよ、片岡さん」 朝からでれでれの俺。こんなに気分が良いということは・・・ 「酷いと思いませんか、ボスは まるでロミオとジュリエットのように引き裂かれましたよ」 さすがシェイクスピア・カンパニーのダメだしオヤジ 決まったな 皆、し~んとなった 決まったな 「違うだろうよ」 片岡さん 「俺の脳裏には 猛獣使いが一生懸命檻に猛獣を入れている図が浮かんだぞ」 浮かんだぞ 浮かんだぞ 浮かんだぞ 「な、何を言うんですか」 「でかい猛獣、土佐犬とかな 『あっ、餌やらないで。はやく向こうに行って。かじられるから』 って、ボスと部長が綱を引いている感じじゃないか」 「何を言っているのですか。完璧なシェイクスピアの悲劇ですよ」 「いや、猛獣使いだよ」 「諦めましょうよ、sugaさん。やはり猛獣使いです」 あっ、ここで混ざるかゴッドロード(新しい部下) ぎゃっはははは 片岡さん、ひどいぜ ボス、クールに笑っていた お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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