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カテゴリ:徒然奇2
夜半
ぐらぐらぐら “また地震か?” ぐらぐらぐら これは揺れているのではなく、揺さぶられている事に気付いた “いてててて” 後ろ手にしていた俺の手を引っ張っている何かがいる 顔だけ向けて “また幽霊か、嫌だなあ” と思ったが、誰も居ない 「あっ、そうか」 何がそうかなのか分からない また俺の潜在意識が誰かと話しているのだろうか が、起きて窓を閉め、あちらこちらに散らばっている布団を戻し もう一回寝ると 雨が降り出し急に気温が下がった 俺は嫌々布団を被っていたのだが 丁度よい温度になった 「ははあ。このままじゃ風邪引くぞって教えてくれたんだな」 ぐっすり寝た 独り暮らしの俺に力強い味方がいるようだ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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