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カテゴリ:徒然奇2
中村ハルコさんの写真集『光の音-pure and simple』の出版記念イベントへ行ってきた
仙台は大雨 ハルコさんはシャイな人だった 「無理して来なくていいからね」と仲間たちに言っているような雨だった それでも人は集まるのだ。俺も汗だか雨だか分からない状態で会場へ行った その途中、ホテルから会場まではすぐだったが、法輪功らしい集団をみた 今ブログで調べたら洪法学習会というのをやっていたらしい ダニエルのギターライブ 「あれって、リー君じゃないのか」 リー君とは中国からの留学生で、ハムレットでは亀ちゃんをやった 「似てますよね」 「あれはリー君が変装しているんだな。ダニエルじゃなくてダニエ・リーじゃないのか」 俺の言葉に頷くカンパニーの皆 その時 「こんにちは。お久しぶりです」 本物が休憩時間にやってきた 「あれ?ステージは?」 着たばかりのリー君、意味が分からない 第二部で実際にダニエルとリー君を並ばせるとぜんぜん違っていた。リー君は10kgも太ってしまっていたのだ 「聞いてきました。彼はお父さんがアメリカ人でお母さんが日本人。身長は187cmでした」 「何?いつの間に仲良くなったのだ」 「sugaさんのために調べてきたんですよ。こんにちは、リーですって言って」 「凄いな、リー君。さすが赤い国の工作員だ」 「それは違うと思います」 「ところで10kgも太ったのは俺に憧れているからなんだな」 リー君と俺は身長が一緒だ。中国ではリー君は標準だという 「勿論ですよ」 どこでこの調子の良さを覚えたのだろうか 急に挨拶をさせられた。俺は恥ずかしかったのでワインを一気飲みして壇上に上がると 先生とハルコさんの隠れた馴れ初めを話して先生を困らせ なんだか分からないうちに話し終えた 天才塩谷と 皆で会場で飲んだ後、表で先生を待っていると 「今日はありがとうございました。たまたま岡ちゃんにメールしたら案内されたんですよ 素敵なイベントでしたね」 と声をかけられた 「そうですか。どうもありがとうございます(岡ちゃんって先ほどから何度も聞いた名前だけど・・・)」 暫く彼女と話をしていたが、彼女が帰ろうと傘を開いた瞬間 余りに面白い傘だったので 「写真を撮らせて下さい」 となった 俺が携帯を取り出すと 「け、携帯ですか」 俺をフォトグラファーとでも間違えたのだろうか。そういえばハルコさんの弟分と紹介されたっけ そうして先生と今回の主催の皆さんと一緒に飲んだ 誰も俺の正体を知らないだろうに、滅茶苦茶な話しをしたと思う ハルコさんのお姉さんに 「俺と付き合いましょう」 と言ったら 「私の歳を知っているでしょう。それにうみに怒られます」 と振られてしまった 更にその後もう一件 芸術家は妥協はしないが、なぜか俺も芸術には妥協しない 喧喧諤諤しながらそれでも 「良い会だったな」 で終わった 最後に先生と抱き合い 互いに男泣きをしてしまった sugaさん、あなた東京公演あるの知らなかったんですか 怒られちゃったよ お気に召すまま お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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