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カテゴリ:徒然奇2
現在の自分を見つめ直して下さい
そういった研修の主旨を聞かされた・・・が もう、考える時間などない ひたすら演習演習で瞬間瞬間の決断を迫られ 気付いたら二日間が終わったという研修だ なぜか試験までも瞬間瞬間の決断を迫られるという不思議なもので 俺は文章を読むスピードには自信があったが、それでもギリギリ で、そのギリギリ感で、普段の自分の仕事の仕方を客観的に見て貰うというものだったらしい なるほどなあ~ O川さん、ありがとう 千川に一緒に飯を喰いに行った いろいろ面白い話をしてくれて、この研修のリアルな意味も話してくれた Hタ君、久しぶりだ 同期なんだよ。何年ぶりだ、おい タバコ部屋でバッタリだ 「sugaちゃん!」 「ハタくん!」 「おいおい、ビックリだぜ」 「本当だな」 再会は握手だ 「やばいよ、おい」と、突然ハタクン 「どうしたい」 「こりゃ、緊張は解けたけどリラックスし過ぎてモチベーション下がるよ」 「そりゃそうだ。危険だな」 「真面目に研修しような」 「そうだな。新入社員の時みたいに滅茶苦茶・・・やっても良いんじゃないか」 「やるのか」 「現在の自分を見つめ直すんだろ。滅茶苦茶も俺だよな」 「そりゃ、そうだ。やるか」 「やろう」 Tモトシ 早く着いた俺は名簿でやつの名前を見つけた こいつも同期だが、生まれた瞬間に俺の後輩になった男だ 家が真向かいなのだ。お陰で小中高と俺の後輩になって なぜか会社では同期 名簿で名前を見つけた俺は “早く来い”とメールを打った “なんであんたが?” 奴は一瞬盛岡に呼び出されたかと思ったらしい “名簿にお前が居たからだ” “今多摩川上空通過中です” “良いから早く来い。Hタ君も居る” “わかりました” ハTくんとトMトシは短い時間ながら飲んで、東京駅で見送ってくれた ありがとうな Oダナカさん 「sugaさん、sugaさんじゃないですか」 「はっ?おお、O田中ではないですか」 「5年ぶりですねえ。早く返してくださいよ」 この人には販売計画策定の時に世話になったのだ。懐かしい 「ずっと東京にいたのですか」 「そうなんですよ。早く帰してください」 どういうことだい。昔の仲間が一杯 「これって管理者以外が集まる研修だろ」 俺が言った 「そうですよね」 トモトシだ 「ということはよ。俺たちはこれまで“立派”に出世してなかったってことだな」 「そうなるなーーー」 ハタくん大喜び 「でも、幹部候補も来ているんでしょう」 とトモトシ 「おう。俺が聞いた話じゃな、この研修のもう一つの側面で、若い幹部候補を混ぜて そいつらが俺たちベテランと討論してどれだけ頑張れるか見ているらしい 嘘か本当か分からんが」 「壁ですねsugaさんはまさに壁ですね」 Tモ、大喜び。お前もそうだろう 「sugaちゃん、ぶん殴ってやれば良かったのによ」 何を言ってるんだ、Hタくん 最後の面談で 「sugaさんの強み弱みというわけではないのですが、それ以前に sugaさんは本当にエネルギッシュでもの凄い存在感ですよね」 と、先生が切り込んできた 「各側面での分析以前に、この個性が凄いですよ この個性を威圧に活かすのではなく受容で活かしてください」 なるほど。勉強になるなあ。ありがとうございます 「それとsugaさん。sugaさんのアプローチはいきなりの角度から来ます みんなに理由を言わないと、みんなはビックリしてしまいます でもなんか最後まで行くと整合性がとれるのですが、ビックリさせるよりは納得させましょう」 ・・・聞いたことあるなあ はっ 威圧系ボスにいつも言われていることではないか ボスは、 「ビックリするけど面白いからやらせる」 と言ってくれているが・・・ 実はこのボス Hタ君も一緒に働いていたことがあるらしく 東京駅で飲んでいる時にそれが発覚して電話をした 不思議な縁だ。Hタ君はボスと仲が良く凄く喜んでいた 俺も嬉しかったが、Hタくんが話し終えて俺に電話を代わると 「suga。俺の悪口は言ってないよねえ(相棒の水谷豊風)」 と言ってきたので 「(悪口を)言う時間はなさそうです。もう電車時間で残念です」と答えた 今こうして文章にすると滅茶苦茶な事言っているぞ、俺 「そうかそうか。気をつけて帰って来いよ まさか東京駅で方向音痴にはならないだろう」 とボス、妙な心配をしていた 来週は明人がこの研修を受けるという うちの同期の中ではこ煩い奴がこの研修を受けている(受けさせられている)ようだ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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