|
全て
| 徒然奇2
| 【小説】加藤英雄無頼控え
| 【小説】但為君故(完)
| 風来坊の唄
| モリの大冒険~金曜の夜と土曜の朝~(完)
| Jeysomコーナー(旧ギャラリー)
| 【小説】風来坊旅の途中にて
| 【ドキュメント】ハムレット
| 【ドキュメント】細谷十太夫
| 【小説】加藤英雄無頼控え最終章(完)
| 実話控え
| 【小説】恋愛小説?
| 【小説】フィクションアクションハクション
| 【セミフィクション】無頼控え外伝
| 市民Ken
| 【小説】十太夫先生お日向日記
| 片岡さん
| 片岡義男北紀行(北海道2007)
| 嗚呼 先輩
| 片岡義男北紀行(北海道2009)
| 【小説】不動明王
| 【小説】鴉組
| ミステリーハンター
| ちゃーちん
| 武術
カテゴリ:徒然奇2
ノーブレス・オブリージェ
謎の(一週間前から)ローマ研究家より 2世・3世議員というのが取りざたされているが、2世・3世官僚というのも居る 2世・3世社長も居るし、今では2世ワーキングプアが居る時代にもなった ローマの元老院というのは終身制だ 元老院には誰がなったかというと資産家、哲学者、文学者等有識者、点々 終身制でも人が腐らなかった理由はずばり 戦争で死ぬ からだそうだ。元老院議員は長生きできない そうすると次の元老院議員が選ばれる ローマ市民はローマを守るもので、他国と違って傭兵を用いなかったのが強さの秘密だった 被征服民もローマ市民になることができたので前線に出て頑張った いざとなったらその指揮官にパッとなるのが元老院の面々 指揮官は前線に出るものだ、と当たり前に言われていたからやはり死ぬなあ 会社が10年もてば立派だと言われている。20年持てば凄い会社だ 50年持てばとてつもない会社だ 2世・3世社長の強みは前線に出ているからだ。中小企業の社長でも傑物がでる 中小企業の社長だからこそ、前線に出ているからこその人物とも言える ある2世社長からローマ研究家がローマ研究をする前に聞いた事 「我々中小企業の悪いところは、社長が終身制だということだ 代替わりを考えている。俺は東京支社長になり、本社は誰かに任せたい」 古い自分はそれまでの経験と実績で前線に残り、新しい人に今後の経営を任せたい、と で、自分が元気なうちに自分の得てきた事を伝えたい、と 伝えるにも自分が社長として伝えるのではなく、まずは彼のしたいことをさせ、それを大事にしたい、と いつ会社が倒産しないように、社員が路頭に迷わないようにを本気で考えている人にはビックリさせられる 俺が会社社長になれん、と、意識させられた瞬間だった。この人、いつも侵略にさらされた元老院議員の心意気そのままだ 実際はまだまだ無理だろうが、その心意気こそが重要だ さて、この話をもって、振り返って2世・3世議員・官僚だ 父を越えた人も居るだろう。だけど前線で戦っているか。 戦わない貴族はすぐ腐る。謎の歴史研究家が言っているから間違いない 貴族制がない国が格差がひどいとは前に書いたが、 ノーブレス・オブリージェのない新貴族が欲のままに生きているからだ 母に 「同じ歳で天下って年収5000万円の人が居るが、5000万円欲しいか 仕事しなくて良いらしいぞ」 と聞いた 「何に使うのよ。あんたに娘に姪に兄弟親戚に毎月小遣いやったって余るわよ ちっちゃい子に余計にあげても駄目だしね。寄付するわ」 素朴で簡単な答えだった 自分の仕事を超えた収入を得ていると思ったら、ノーブレス・オブリージェで、国庫に返せ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008/09/28 09:54:03 AM
コメント(0) | コメントを書く |
|