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カテゴリ:【小説】鴉組
早歩きの二人組。
久々の岩瀬十太夫、遊び人のヒデ公のコンビだった。 「奥州、陸奥、蝦夷に牧場を作りたいのだ」 明治新政府が発足し四民平等となった時に、13代浅草弾左衛門、弾直樹は皮革事業を広く展開しようとしていた。 「これまで虐げられてきた者共が豊かに暮らせるような形を作りたいのだ」 未だ戊辰の戦乱の中にある奥州へ新時代の情報収集をのために弾直樹はこの二人を派遣したのだった。 今現在道中は戦乱の最中の福島だった。 福島に入ってからこの異相の二人組が聞く名前は「細谷十太夫」と「鴉組」であった。 「細谷の十太夫さんもやってやすねえ」 「おう。おいら達もおっついたらやるぜ。あの男を何としても守らにゃなるめえよ、ヒデさん」 「へい。無茶苦茶だけど生真面目なところもありやすからね、あの旦那。城を枕に討ち死になんてしたところで、だ~れも付き合っちゃくれませんや」 「城自体に死ねと言われるだろうね」 「へい。まったくで」 いくさをする気満々で大丈夫か、二人組。 打ち合わせと全く違うぞ 人気ブログランキングへ くる天 人気ブログランキング お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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