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2008/12/14
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カテゴリ:【小説】鴉組
「暗くなってきたぞ。俺たちの刻だ」
十太夫の一声に、
おうっーーー
という雄叫びが返ってきた。
まだ50人以上はいるな、と十太夫は思った。
士気は高い。もう少しして本当に暗くなれば連中も陣地に戻るに違いない。
十太夫はそこに望みをかけた。
「いやあぁぁぁあああ」
突然裂ぱくの気合が流れた。
その声が十太夫の正面の右から左へ流れるとともに、西軍の歩兵がばたばたと倒れた。
「うおぉぉおおおおお」
更に同じ声で左から右に雄叫びが流れると、またまた西軍の歩兵が倒れていった。
「こ、この声は」
十太夫は涙が出てきた。
「細谷さん、ここはおいらに任せろい」
小柄だががっちりした懐かしい十太夫先生の影が、深い夕焼け空に映えていた。


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Last updated  2008/12/14 08:36:57 AM
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