soul-eye

別段俺は金のにほいにぶら下がる悪人ではないが（実際金がない）
金のにほいには敏感なのだ。
営業マンは金がある人にモノを売るのが一番効率が良いし迷惑もかけない。

俺は夜を徘徊する。それは金のにほいを求めてだった。

最近、金のにほいがしないのだ。これまでの俺のメソッドが通じないのか。
にほいがしない。

で、仕方なく本に求めた。
世の中は自己啓発本ばかりだ。
そもそもそういう成功本を書いている人は
特定の制度に乗っかっただけで、自己改革をしたからこうなったというわけではない。
時流に乗っかっているだけだな。参考になるのは１０頁ほどの手法だけだ。
自己改革をして人間が変わり幸せになるというのは神秘体験しかないのだ。
似非神秘体験も沢山澱んでいるけど・・・

まあ、ま、それで本だ。
前に紹介した

ならず者の経済学
や、その他諸々の本。
そして、ネットだ。

俺の嗅覚が働かないわけだ。分かるわけがない。
というか、分かるわけがない訳が分かったよ。
俺が行っている和食屋や寿司屋、ましてや居酒屋じゃ分かるはずがないのだ。
俺はにほいのために時々高い店に行くが・・・分かるはずがないのだ。
でかすぎて、なおかつ遠すぎたのだ。
俺の手の届くところ、目の届くところにないのだ。

日本の新聞、何をやっているんだ。
金なら幾らでもあるだろう。何百兆、何千兆単位で。
理解できていないんだな、国際金融を。
国際金融の闇にごっそりあるだろう。
国際金融にマスコミがついていけなけりゃ、国民が分かるはずもない。
闇というには余りにもズサンな闇に、
かくも簡単に金を貯められているとは。

生産を生まない消費だけの金に
何の価値があるのだ。

これを言ったのはアダム･スミスだぜ。

村上世彰に現在の解明・解説と対策を立ててもらおう。

俺の商品は一人が何個も買うものではないのだ。
少数の金持ちなんて市場にならないし、
（狭義ではなく広義の）マフィアなんて営業にも行きたくないし行けない。
もし所在を知っていても、誰にも営業に行かせられない。

サラリーマン、立ち上がろうぜ。
売る相手が居ないじゃないかって。
今は短期ではあるがマーケティングがどうとかって時代じゃない。
まずは金を返せという時代なのだ。

不完全な世の中だなあ。

インシャラー・・・って、頑張れイスラム銀行！

金融監督庁と財務省はイスラム銀行を研究すべし。

これでオチになったか？オチになったか？
でも本当はここが重要なんだぜ。資本主義も民主主義も不完全だ！
この無知の知を知るべきだ。

今は・・・じっくりライフラインを充実させ、セーフガードを確立し
先の本にあるならず者より金を返してもらうのだ。
返さんと言ったら無法には無法で。ゴルゴ１３を１３人位雇ってしまえ。