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カテゴリ:徒然奇2
うっかりしてしまったのだが(今回は俺のうっかり)
油断してお袋に気を許したらやはりやられた。泥酔していて良かった。 うっかり(これはうっかり)は知っている話だが油断していられない。 とにかく 『ヤクザ20人に囲まれるのとお袋と一時間対面しているのとでは ヤクザのほうがずっと気が楽だ』 というようなものである。 坂本さんも今でも語り草にしている。 「子育てに時間を割く暇がなかった」 と、不思議とこのところよく言うが 「別段気にしてないし、今更何のことか分からないが できればそっとしておいて欲しいし、関わらないで欲しい」 という俺のお願いすらも、聞・か・な・い。 謝っているのではなく言い訳しているだけだというのがよく分かる。 気の毒といえば気の毒だが、40数年間気の毒なのは俺だ。 先日珍しく自己批判をしていたので 「すげっ」 と思ったが、そんなささいなところで感心してしまうのだから程が知れる。 親父のお袋が好きなものだから自然と俺を突き放す。 「お父さんは、あんたのことちょっとは好きだったよ」 と、いきなり言われたときも何のことかわからなかったがその後の行動をみていると、俺と親父の仲を修復させようとしているようだと分かって感動したが「手遅れ」という感が否めない。妹が俺を散々に言うのに対し「やめなさい」と言っても空々しい。あいつは生まれてから家を出るまでその言葉を聞き続けてきたのだ。しかも俺は覚えているが、3歳にもならない妹が俺を庇った時にお袋はその妹を吹き飛ばした。これではもはや三つ子の魂百までで無理だ。俺も諦めている。 今同じことを妹が姪たちにするので、俺としてはできるだけ会わないように家に帰らなければならない。俺はなぜか子供に好かれるのだ。寄ってくると次に起こることを俺は予測できるので面倒くさくてしようがない。 反面これは絶対安心の世界であるとも言える。俺に危害を加えられる事が欠如している状態だ。 ヤクザには怯えが見える。これが人間関係の通常の状態であろう。存在感とは不在感の反面である。相手の存在感とは自分の存在感の対立と協調の相関関係であり、それを相性と呼ぶ。 中には居る、全く怯えず死人となって向かってくる者も。またはクスリでおかしくなっている奴。しかしそれも絶対安心なのだ。 絶対安心の中での人間の本性を知るには絶好の環境であり、また読書や瞑想など抽象度の高い 行動をするのにも良い環境であるとも言える。 書いたら少しすっきりした。 抽象度を上げて考えると自分のことも客観視できて良いのだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009/10/10 06:42:07 PM
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