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2010/05/22
カテゴリ：徒然奇２
レスラー
 ※レスラー 1980年代に人気レスラーだったランディだが、20数年経った現在はスーパーでアルバイトをしながら辛うじてプロレスを続けていた。ある日、往年の名勝負と言われたジ・アヤトラー戦の20周年記念試合が決定する。 しかし長年のステロイド剤使用が祟り心臓発作を起こし倒れて現役続行を断念したランディは、長年疎遠であった一人娘のステファニーとの関係を修復し、新しい人生を始める決意をするが…。WIKIPEDIAより抜粋 つづき（前編） 「sugaさん。あの入院シーン覚えています」 覚えているもなにもこうして２人で冒頭のシーンから話してきたじゃないか。 だけど少しサスケ選手の雰囲気が変わった。 「俺はレスラーだ、もう退院するよ、でしょう」 俺はそのシーンの台詞を語った。 「本当にね。あの時そうだったんですよ」 「もしかして、８冠王になってすぐ入院した時ですか」 入院したのは知っていた。 そうだったって何？？ 「はい。誰もね、お見舞いにも来てくれなかった。退院の時もね。 実は私、あのシーンも泣けました」  今でもプロレスは新日本とＮＯＡＨがメジャーで他はマイナー団体と呼ばれているが、 サスケ選手が８冠王を獲ったのは新日本プロレスでの事だった。 ８冠統一戦 サスケのテーマ デスマッチ ※1996年4月、ライガーを破って日本ジュニアヘビー界の最高峰IWGPジュニアヘビー級王座（新日本）を獲得。同年8月に各団体代表によるジュニア8冠統一トーナメント(J-CROWN)において、決勝で頭蓋骨骨折の重傷を負いながらもウルティモ・ドラゴンを破って初代8冠王者に輝き、日本ジュニアマット界の頂点を極めた。WIKIPEDEAより抜粋 「レスラーって凄い意地だな」  俺はしみじみ思った。 「チャンピオンは１人ですからね」 「というか、１人のチャンピオンになったんだよね」 ミッキー･ローク論、デスマッチ論を重ねていく俺達。 本当は全部書きたいが、長いので思いついた時にまた書くことにして。 「プロレスラーというのはいち個人だが、 リングに上がった段階でプロレスに包括されて観客のものになる。 観客はリングに自分の人生を投影する」 これは俺の台詞だが、どうも俺が話している気がしない。 「はい」 「映画も舞台もそうなんだけど、 俺達の人生だってその時その時で自分だけじゃなくて 皆のものになる時もあるんじゃないかな。 その最たる例がプロレスなのではないかな、と」 「映画レスラーは、ミッキー・ローク、キャスト、スタッフ、観客、 そしてプロレスラー、プロレス・・・本当に人生そのものだと思います」 サスケ選手は確信しているのだな、レスラーとしての自分を  「レスラーはかくあるべきだ、頑張ろうぜ。 って、プロレスラーにレスラーの説教して俺は何者だ」  このまま話が納得されそうになったので自分で突っ込んだ。 皆、笑った レスラーはかくあるべき・・・俺は？ 彼のon・offは凄い。潰しあいの理性offの彼を垣間見た気がした。 泣けるはずだ、レスラーで。死にかけているのだから、何度も。 俺も歩けなかったあの頃を思い出した。誰も信じないが本当に歩けなかったのだ。 歩く・・・そのレベルではなかったな。生きるというレベルだ。 本当にもう駄目かと思った。 その事実は変えられない。だけどそれを今どう思うかだな。 彼は前を見ている。 俺はまだ前を見ていない。 メキシコではルチャ・リブレは神事だという。 彼は俺に対する何かのメッセンジャーなのだろうか。  ザ・グレート・サスケの飛ぶ教室  【送料無料選択可！】プロレスベストバウトシリーズ LOVE みちのく ベストバージョン / プロレス(みちのくプロレス)  DVD みちのくプロレス15周年ノスタルジックツアー＜みちのく＞  【送料無料選択可！】みちのく、大日本、バトラーツ 三団体ベストバウト / プロレス(みちのくプロレス、大日本、その他) 人気ブログランキングへ くる天 人気ブログランキング 
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