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カテゴリ:徒然奇2
俺の御用達、大きいサイズの(服の)店フォーエル。
フォーエル この盛岡店に玉田さんという方がいる。 何の相性かは知らないが彼は俺のツボなのだ。 「お客様は当店では小さい方ですよ」 最初にこの店に行った時の会話を思い出した。 彼は俺より身長はあるが痩せているちょっとニヒルな感じの青年だ。 『瞬間防臭』と生地に書いてあった。 「あの、このスーツだけど」 俺が話しかけた。俺は好奇心だけで声をかけた。 「ああ、この瞬間防臭って何なんですかね」 いやいやいや、俺が訊こうと思ったのに・・・ 「アンモニア臭を外に出さない生地っていうんですけど、 それが何なんですかね」 本当に つい、着てみてしまった。 「派手かな?」 「大丈夫ですよ。ただ、着方を間違えると怖くなる」 「着方?」 「Yシャツは気をつけないといけませんね」 大丈夫ではないのでは・・・と思いつつ 全く予定していないスーツを買ってしまった。 玉田マジックだ 「裾はどうします?」 縫うのとシール貼りがある。 「前にもシールでやって貰って全然大丈夫だし、 今日もすぐ持って変えるからシールで」 「そうなんですよ。シールって綺麗なんですよね。 自信あります」 じゃ、じゃあ何で縫製で何日もかけるやつでお金取るの?? ツーパンプラスに追加でスラックスも買ってしまった。 玉田マジックだ 確かに秋冬物を買いに行ったのだがスーツは予定していなかった。 さすが玉田さんだ。これ以上会話をするのは危険だ。 という事で、玉田さんの魔の手を逃れて電気屋さんへ 本についてきたDVDを収納するケースを買いに行った。 「すいません」 俺は声をかけた。 「いらっしゃ・・・」 目を丸くした女性店員さん、にににに、逃げた。 た、玉田さん。たまださ~ん。 逃げる事無いだろうよ。駄目なのか、俺が電気屋さんに入っちゃ。 玉田さんにもう一度会いたくなった。 彼のお陰で生協の白石さんを思い出した。 渋マガZ がんばれ、生協の白石さん! 人気ブログランキングへ くる天 人気ブログランキング お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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